北海道 函館市
屋上露天風呂から函館の夜景を望む源泉かけ流しの天然温泉
「ラビスタ函館ベイ」は、北海道函館市にあるリゾートホテル。大正ロマンをまとったクラシカルな館内が、開港とともに華やいだ港町の記憶を今に伝える。最上階の大浴場と屋上の露天風呂では、函館温泉の源泉かけ流しの湯に身を委ねられる。露天には岩風呂、陶器、樽、檜と趣の異なる湯船が並び、百万ドルとも称される夜景を眼下に望みながらの湯めぐりが叶う。男女それぞれの浴場にドライサウナと水風呂を備え、眺望の開けたサウナで汗を流す時間も贅沢だ。湯上がりは函館山や赤レンガ倉庫群を正面に望む涼み処でアイスキャンディを味わえる。海の幸が並ぶ朝食まで、港町の滋味を心ゆくまで堪能できる宿である。

最上階に据えられた内湯。大きく取られた窓の向こうに港町の灯りが広がり、湯に身を沈めたまま百万ドルとも称される夜景に見入ることになる。注がれるのは函館温泉から引いた源泉かけ流しの湯で、塩気を含んだナトリウム・塩化物強塩泉が肌をやわらかく包み込む。上がったあとも温もりが芯に残り、こわばりが内側からゆるやかにほどけていく。

屋上に設けられた露天風呂。岩間から湯が溢れる岩風呂、特注の大きな陶器をくり抜いた陶器風呂、職人が手がけた樽風呂、天然檜の一人用風呂と、趣の異なる湯船が並ぶ。湯船を移るたびに肌へのあたりも香りも移ろい、湯けむりの向こうには津軽海峡と街明かりが一望に広がる。潮の気配をふくんだ夜風が火照った肌を撫で、時間の感覚が静かにほどけていく。

男女それぞれの大浴場に備わるドライサウナ。カラッとした熱が肌をやわらかく包み、静かに腰を下ろしているだけで汗が滲み出してくる。サウナ室から望む眺望も秀逸で、熱に身を委ねながら移ろう景色を眺める時間は、この宿ならではの贅沢である。深夜から早朝にかけては利用できないため、夕暮れ時から夜のひとときにじっくりと味わいたい。

男女それぞれの大浴場に備わる水風呂。火照った身体を沈めた瞬間、ひやりとした水が肌を包み込み、頭の芯まで澄み渡っていく。クールダウンを終えて屋上の露天スペースへ出れば、港町を渡る風がほてりを静かにさらっていく。眼下に広がる街明かりを眺めながら涼む時間は、旅の疲れをほどく穏やかな余韻に満ちている。
大きさに関わらず、入れ墨・刺青・タトゥーがある方は大浴場をご利用いただけません。
車
電車とバス
駐車場170台(滞在中は何度でも出し入れできる)。満車のときは近隣の駐車場へ。冬は冬タイヤかチェーンが必要