Editors' Selection — Hakodate
写真: 函館・湯の川温泉 ホテル万惣
日本で、本当に良い温泉旅館・ホテルに泊まりたい。その答えを北海道南部の港町・函館で探すなら、このページにある。日本中の温泉とサウナを調べ、各地の施設を実際に巡ってきた編集部が、広い日本の数ある宿の中から函館の5軒だけを選んだ。温泉街に建つ宿から港に近いホテルまで、どこに泊まっても外さない。あなたがやることは、この5軒のうちどこへ行くかを決めることだけだ。
北海道 函館市
塩分の濃い温泉で、函館の夜景を前に芯まで温まる










写真: ラビスタ函館ベイANNEX
編集部コメント
上層階の大浴場を満たすのは、ナトリウム塩化物強塩泉。塩気を帯びた温泉が肌にしっとりとなじみ、湯船を出たあとも体の芯に温かさが長く残る泉質だ。檜の内湯と寝湯、露天風呂と樽風呂の先には、函館山と街明かりが広がる。泊まる者は、夜の街明かりと朝の光の両方をこの温泉とともに過ごせる。陶器、レンガ、檜と素材の異なる3つの貸切風呂は予約がいらない。空いていれば扉を閉めるだけで温泉を独り占めできる。スイートには、屋根の向こうに津軽海峡を望む円形の客室露天風呂も付く。
北海道 函館市
茶褐色の強塩泉に浸かり、最上階から函館の夜景を見る










写真: センチュリーマリーナ函館
編集部コメント
14階の大浴場を満たすのは茶褐色の強い塩分泉である。塩分の濃い温泉は熱を保ちやすく、上がったあとも体の温かさが長く続くとされる。15階の最上階には、湯船の縁が見えない造りの露天風呂がある。湯面がそのまま空と海へつながって見える。夜は星の下の湾岸の灯り、朝は澄んだ空気の港町が目の前に広がる。大浴場の隣には湯上がりのラウンジがあり、夜景を見ながら体を冷ませる。夜と朝の両方をこの眺めの中で過ごせるのは、泊まる者だけの時間である。
北海道 函館市
350年続く湯の川の塩化物泉を、壺湯と寝湯で味わう










写真: 函館・湯の川温泉 ホテル万惣
編集部コメント
大浴場「湯蔵」には、350年以上の歴史を持つ湯の川温泉が引かれている。無色透明で肌あたりは軽く、泉質は塩化物泉。保温効果が高く、入浴後も体が冷えにくい。広い露天風呂のほか、壺湯や寝湯など浴槽の種類が多い。同じ温泉を、姿勢を変えながら何度も試せる。サウナはベンチ下にヒーターを収めたボナサウナ、アロマミストサウナ、スチームルームの3種。水風呂のあとは外の空気を感じる露天エリアか、畳にソファを置いた「湯蔵ラウンジ」で休める。温泉とサウナ、休憩までが一つの流れでつながっている。
北海道 函館市
函館温泉の源泉かけ流しを、屋上の四つの湯船で










写真: ラビスタ函館ベイ
編集部コメント
最上階の内湯と屋上の露天風呂を満たすのは、函館温泉から引いた源泉かけ流しの温泉だ。泉質はナトリウム-塩化物強塩泉。塩分を多く含み、湯上がり後も体の芯に温かさが残るとされる。屋上には岩風呂、特注の大きな陶器を掘った湯船、職人がつくった樽風呂、天然檜の一人用湯船が並ぶ。湯船を移るたびに、肌ざわりと香りが変わる。湯気の先には津軽海峡と街の灯りが広がる。港町の中心にあるホテルの屋上で、同じ源泉を四つの違う湯船で比べられる。そこがこの宿ならではの点だ。
北海道 函館市
鉄分を含む茶褐色の強塩泉を、源泉掛け流しで










写真: OMO5函館 by 星野リゾート
編集部コメント
温泉「琥珀色の湯」の湯船を満たすのは、鉄分を多く含む茶褐色のナトリウム塩化物強塩泉だ。源泉掛け流しで注がれ、保温効果が高く湯冷めしにくいとされる。浴槽は開放的な内湯、木の温もりがある東屋風の露天風呂、一人で浸かれる壺湯などがそろう。ドライサウナとミストサウナのすぐそばには水風呂がある。湯上がりはステンドグラスの光と手回しオルガンの音がある「OMOベース」で過ごせる。翌朝は海鮮丼や炙り焼きが並ぶ朝食ビュッフェがある。タトゥーがあっても利用できる。
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