Japan Onsen & Sauna Guide
日本最高峰の温泉・サウナ
52
300以上を訪ね、選び抜いた
佐賀県
千葉県
北海道
和歌山県
長野県

FOREWORD
載せなかった施設の ほうが、ずっと多い。
300 Visited · 52 Selected
施設だけではなく、その背景にある文化へ。

CONTENTS
収録は52施設。すべて一軒ずつ、掲載の許可をいただいたものです。 巻末では、この中からサウナ・水風呂・温泉それぞれの最高を選び、選んだ基準も公開しています。
兵庫県
神戸サウナ&スパ

北海道
登別グランドホテル
長野県
白樺リゾート池の平ホテル

CHAPTER 01
日本最高峰の温泉・サウナ 52選
CHAPTER 01
日本最高峰の温泉・サウナ 52選

CHAPTER 01
日本最高峰の温泉・サウナ 52選
CHAPTER 02
巻末特集
掲載施設をすべて訪ねたうえで、サウナ・水風呂・温泉それぞれの「最高」を選びました。何を基準に選んだのかも、あわせて公開しています。

CHAPTER 03
日本の温泉を楽しむためのマナーガイド
すべての人が心地よく温泉・サウナを楽しむために。基本のマナーや心得をわかりやすく解説します。

日本最高峰の
52 選
心と体をととのえる、 選び抜かれた名湯・名サウナを巡る旅へ


JOURNEY THROUGH JAPAN
神奈川県
綱島源泉 湯けむりの庄
源泉かけ流しの黒湯天然温泉と極上セルフロウリュサウナが揃う横浜の癒し空間
神奈川県 横浜市
44/52


01
黒褐色の源泉かけ流し
02
源泉水風呂は水温一桁
03
香り立つセルフロウリュ温泉施設の水風呂で、ここまで源泉の個性を感じる場所は稀。湯上がりの肌のなめらかさが、帰路の風まで上質に変える。横浜で味わえる贅沢だ。



JOURNEY THROUGH JAPAN
佐賀県
蟹御殿
有明海の絶景と二層サウナが響く太良の湯処
佐賀県 太良町
2/52


01
二層で響く木香サウナ
02
有明海を望む深い天然水
03
内湯に満ちる太良嶽温泉視界に海があるだけで、呼吸の深さが変わる。ここはサウナ、水、外気浴が一直線に海へ向かい、滞在そのものがひとつの潮汐になる。



JOURNEY THROUGH JAPAN
大阪府
SPAWORLD HOTEL&RESORT
世界のお風呂と日本最大140名サウナシアターが揃う
大阪府 大阪市
22/52


01
どこを切り取っても美しい
02
月替わりで巡る世界の湯
03
香りで深まる和サウナここは単なる大型施設ではなく、浴場そのものが旅の舞台。派手なショーの後に、茶の香りや壺湯の静けさが深く残る振れ幅が魅力です。


36/52
JAPAN ONSEN COLLECTION



長野県 立科町
白樺リゾート池の平ホテル
白樺湖畔に佇む高原の温泉リゾート
長野県、標高1,400mの澄んだ空気に包まれ、白樺湖と車山を望む湖天の湯。湯、蒸気、伏流水が、旅の体温を静かに整える。
白樺リゾート池の平ホテル 湖天の湯は、白樺湖畔に佇む温泉・サウナリゾート。カルシウム・ナトリウム - 硫酸塩泉の樽ヶ沢温泉は、湯ざわりやわらかく体を芯から包む。男女別の内湯サウナでは木や石の質感に香る蒸気が満ち、水着で過ごす混浴エリア「空」では、展望サウナ「Ku」から白樺湖と車山のパノラマが一面に広がる。蓼科山伏流水の水風呂はまろやかに熱をほどき、インフィニティ露天では湖と空の境界がふっと消える。
展望サウナ「Ku」は、扉を開けた瞬間に景色が主役になる場所。火照りを伏流水に預けると、湖面の光まで体に入ってくるようだった。



JOURNEY THROUGH JAPAN
石川県
金城温泉元湯
金沢が誇る名湯・名水の銭湯サウナ
石川県 金沢市
38/52

01
琥珀色の源泉掛け流し
02
白山連峰の井戸水風呂
03
ハーブ香るサウナの熱派手なリゾートではないのに、湯、水、香りの質が湯上がりまで静かに記憶に残る。朝に訪れると、金沢の一日が澄んで始まる気がした。


JOURNEY THROUGH JAPAN
神奈川県
スカイスパYOKOHAMA
横浜を見下ろす天空SPA
神奈川県 横浜市
41/52


01
横浜を望む木のサウナ
02
その展望に包まれる
03
人工温泉で余韻を結ぶ管理人が惹かれたのは、駅前とは思えない静けさ。窓の光に救われ、暗いサウナで余白を取り戻す、その切り替わりが美しい。何度でも浸りたい。


サウナは日本中にある。数えきれないほどある。そのなかで忘れられなくなるのは、設備が新しい場所ではなく、そこでしか成立しない条件が重なった場所だった。四つの物差しで選び出した。

熱ければいい、新しければいいという話ではない。何年たっても身体が覚えているサウナには、共通して備わっているものがあった。
海も山も、あとから置くことはできない。太古からそこにある風景だけが、その一室を唯一のものにする。
いまのサウナは建築であり、作品でもある。座っているだけで感性が動く空間が、確かに存在する。
現実から切り離された部屋だからこそ、自分の呼吸だけが聞こえる静けさが設計されているか。
良いストーブが良い熱をつくり、ケロやレッドシダーといった木が、断熱と香りの両方をつくる。



あなぐらサウナは、打ちっぱなしの壁と深い暗がりの中で、薪ストーブの炎だけが輪郭を描く。燃える音と香りが、熱を柔らかくする。やまごやサウナは一転、大きな窓の向こうに公園の緑を置き、積まれた石に水が落ちるたび空気が厚みを増す。同じ薪でも表情はまるで違う。暗さと明るさ、二つの薪の記憶。

水風呂は、その土地の水そのものだ。どこから引き、どう流しているかで、身体の沈み方がまるで変わる。冷たさだけでは決まらない。四つの物差しで選んだ、忘れられない水。

冷たいだけなら、どこでも作れる。もう一度あの水に入りたいと思わせる水風呂には、水の出自と扱われ方の両方があった。
天然の地下水や湧水、あるいは温泉水。その土地から汲み上げた水にしか出せない肌ざわりがある。
次から次へと新しい水が注がれ、絶えず溢れていく。水の鮮度は、入った瞬間に分かる。
十八度以下であること。さらに温度の選べる水風呂が並んでいれば、体験そのものが変わる。
サウナを出た足で、待たずに入れること。他人の順番を気にしながら沈む水は、記憶に残らない。


里山の天然地下水をたたえた二つの水風呂は、冷たさの輪郭が異なる。鋭い一槽で熱を断ち、もう一槽の肌に吸い付くような柔らかさへ。一方には新しい水が豊かに注ぎ続け、落ちる流れを頭から受けられる。仕上げは、森の香りと開けた景色を抱く外気浴、または内気浴テントへ。広い休憩空間まで、冷たさの余韻が途切れない。
地中から湧いた湯を、どこまで手を加えずに湯船まで運べるか。色も香りも質感も、行く先々でまるで違う。太古から湧き続けてきた湯を、四つの物差しで選んだ。
湯は運ぶほどに薄まり、冷める。だからこそ、湧いたままに近い湯に出会えた日のことは、いつまでも忘れない。
加水も加温も循環もせず、湧いた湯がそのまま湯船を満たし、そのまま溢れていく。
無色の湯が空気に触れて金色に変わる。それほど濃い湯は、浸かった瞬間に分かる。
湯を出たあとも芯が温かい。翌朝の目覚めまで残っていた湯を、私たちは覚えている。
色も香りも質感も、行く先々でまるで違う。その湯は、その土地でしか湧かない。


大浴場の中央を満たす金城温泉 2号源泉と、外気の下にたたえられた金城温泉 1号源泉。二つの天然温泉が、それぞれの浴槽から絶えず溢れていく。とりわけ内湯は、ひと目で濃さが伝わる深い茶色。身を沈めれば刺激で押すのではなく、全身の力がほどけ、眠りへ誘われるような穏やかさがある。土地から届いた湯を、そのまま受け止める二つの器だ。
全国300か所以上を訪ね、心から推薦できると確信した施設だけを収録。ここから先が、その全編です。
残り47施設の紹介(試し読みの続き)
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Japan Onsen & Sauna Guide
日本最高峰の温泉・サウナ
52
300以上を訪ね、選び抜いた
佐賀県
千葉県
北海道
和歌山県
長野県

FOREWORD
載せなかった施設の ほうが、ずっと多い。
300 Visited · 52 Selected
施設だけではなく、その背景にある文化へ。

CONTENTS
収録は52施設。すべて一軒ずつ、掲載の許可をいただいたものです。 巻末では、この中からサウナ・水風呂・温泉それぞれの最高を選び、選んだ基準も公開しています。
兵庫県
神戸サウナ&スパ

北海道
登別グランドホテル
長野県
白樺リゾート池の平ホテル

CHAPTER 01
日本最高峰の温泉・サウナ 52選
CHAPTER 01
日本最高峰の温泉・サウナ 52選

CHAPTER 01
日本最高峰の温泉・サウナ 52選
CHAPTER 02
巻末特集
掲載施設をすべて訪ねたうえで、サウナ・水風呂・温泉それぞれの「最高」を選びました。何を基準に選んだのかも、あわせて公開しています。

CHAPTER 03
日本の温泉を楽しむためのマナーガイド
すべての人が心地よく温泉・サウナを楽しむために。基本のマナーや心得をわかりやすく解説します。

日本最高峰の
52 選
心と体をととのえる、 選び抜かれた名湯・名サウナを巡る旅へ


JOURNEY THROUGH JAPAN
神奈川県
綱島源泉 湯けむりの庄
源泉かけ流しの黒湯天然温泉と極上セルフロウリュサウナが揃う横浜の癒し空間
神奈川県 横浜市
44/52


01
黒褐色の源泉かけ流し
02
源泉水風呂は水温一桁
03
香り立つセルフロウリュ温泉施設の水風呂で、ここまで源泉の個性を感じる場所は稀。湯上がりの肌のなめらかさが、帰路の風まで上質に変える。横浜で味わえる贅沢だ。



JOURNEY THROUGH JAPAN
佐賀県
蟹御殿
有明海の絶景と二層サウナが響く太良の湯処
佐賀県 太良町
2/52


01
二層で響く木香サウナ
02
有明海を望む深い天然水
03
内湯に満ちる太良嶽温泉視界に海があるだけで、呼吸の深さが変わる。ここはサウナ、水、外気浴が一直線に海へ向かい、滞在そのものがひとつの潮汐になる。



JOURNEY THROUGH JAPAN
大阪府
SPAWORLD HOTEL&RESORT
世界のお風呂と日本最大140名サウナシアターが揃う
大阪府 大阪市
22/52


01
どこを切り取っても美しい
02
月替わりで巡る世界の湯
03
香りで深まる和サウナここは単なる大型施設ではなく、浴場そのものが旅の舞台。派手なショーの後に、茶の香りや壺湯の静けさが深く残る振れ幅が魅力です。


36/52
JAPAN ONSEN COLLECTION



長野県 立科町
白樺リゾート池の平ホテル
白樺湖畔に佇む高原の温泉リゾート
長野県、標高1,400mの澄んだ空気に包まれ、白樺湖と車山を望む湖天の湯。湯、蒸気、伏流水が、旅の体温を静かに整える。
白樺リゾート池の平ホテル 湖天の湯は、白樺湖畔に佇む温泉・サウナリゾート。カルシウム・ナトリウム - 硫酸塩泉の樽ヶ沢温泉は、湯ざわりやわらかく体を芯から包む。男女別の内湯サウナでは木や石の質感に香る蒸気が満ち、水着で過ごす混浴エリア「空」では、展望サウナ「Ku」から白樺湖と車山のパノラマが一面に広がる。蓼科山伏流水の水風呂はまろやかに熱をほどき、インフィニティ露天では湖と空の境界がふっと消える。
展望サウナ「Ku」は、扉を開けた瞬間に景色が主役になる場所。火照りを伏流水に預けると、湖面の光まで体に入ってくるようだった。



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石川県
金城温泉元湯
金沢が誇る名湯・名水の銭湯サウナ
石川県 金沢市
38/52

01
琥珀色の源泉掛け流し
02
白山連峰の井戸水風呂
03
ハーブ香るサウナの熱派手なリゾートではないのに、湯、水、香りの質が湯上がりまで静かに記憶に残る。朝に訪れると、金沢の一日が澄んで始まる気がした。


JOURNEY THROUGH JAPAN
神奈川県
スカイスパYOKOHAMA
横浜を見下ろす天空SPA
神奈川県 横浜市
41/52


01
横浜を望む木のサウナ
02
その展望に包まれる
03
人工温泉で余韻を結ぶ管理人が惹かれたのは、駅前とは思えない静けさ。窓の光に救われ、暗いサウナで余白を取り戻す、その切り替わりが美しい。何度でも浸りたい。


サウナは日本中にある。数えきれないほどある。そのなかで忘れられなくなるのは、設備が新しい場所ではなく、そこでしか成立しない条件が重なった場所だった。四つの物差しで選び出した。

熱ければいい、新しければいいという話ではない。何年たっても身体が覚えているサウナには、共通して備わっているものがあった。
海も山も、あとから置くことはできない。太古からそこにある風景だけが、その一室を唯一のものにする。
いまのサウナは建築であり、作品でもある。座っているだけで感性が動く空間が、確かに存在する。
現実から切り離された部屋だからこそ、自分の呼吸だけが聞こえる静けさが設計されているか。
良いストーブが良い熱をつくり、ケロやレッドシダーといった木が、断熱と香りの両方をつくる。



あなぐらサウナは、打ちっぱなしの壁と深い暗がりの中で、薪ストーブの炎だけが輪郭を描く。燃える音と香りが、熱を柔らかくする。やまごやサウナは一転、大きな窓の向こうに公園の緑を置き、積まれた石に水が落ちるたび空気が厚みを増す。同じ薪でも表情はまるで違う。暗さと明るさ、二つの薪の記憶。

水風呂は、その土地の水そのものだ。どこから引き、どう流しているかで、身体の沈み方がまるで変わる。冷たさだけでは決まらない。四つの物差しで選んだ、忘れられない水。

冷たいだけなら、どこでも作れる。もう一度あの水に入りたいと思わせる水風呂には、水の出自と扱われ方の両方があった。
天然の地下水や湧水、あるいは温泉水。その土地から汲み上げた水にしか出せない肌ざわりがある。
次から次へと新しい水が注がれ、絶えず溢れていく。水の鮮度は、入った瞬間に分かる。
十八度以下であること。さらに温度の選べる水風呂が並んでいれば、体験そのものが変わる。
サウナを出た足で、待たずに入れること。他人の順番を気にしながら沈む水は、記憶に残らない。


里山の天然地下水をたたえた二つの水風呂は、冷たさの輪郭が異なる。鋭い一槽で熱を断ち、もう一槽の肌に吸い付くような柔らかさへ。一方には新しい水が豊かに注ぎ続け、落ちる流れを頭から受けられる。仕上げは、森の香りと開けた景色を抱く外気浴、または内気浴テントへ。広い休憩空間まで、冷たさの余韻が途切れない。
地中から湧いた湯を、どこまで手を加えずに湯船まで運べるか。色も香りも質感も、行く先々でまるで違う。太古から湧き続けてきた湯を、四つの物差しで選んだ。
湯は運ぶほどに薄まり、冷める。だからこそ、湧いたままに近い湯に出会えた日のことは、いつまでも忘れない。
加水も加温も循環もせず、湧いた湯がそのまま湯船を満たし、そのまま溢れていく。
無色の湯が空気に触れて金色に変わる。それほど濃い湯は、浸かった瞬間に分かる。
湯を出たあとも芯が温かい。翌朝の目覚めまで残っていた湯を、私たちは覚えている。
色も香りも質感も、行く先々でまるで違う。その湯は、その土地でしか湧かない。


大浴場の中央を満たす金城温泉 2号源泉と、外気の下にたたえられた金城温泉 1号源泉。二つの天然温泉が、それぞれの浴槽から絶えず溢れていく。とりわけ内湯は、ひと目で濃さが伝わる深い茶色。身を沈めれば刺激で押すのではなく、全身の力がほどけ、眠りへ誘われるような穏やかさがある。土地から届いた湯を、そのまま受け止める二つの器だ。
全国300か所以上を訪ね、心から推薦できると確信した施設だけを収録。ここから先が、その全編です。
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