旅を成功させるためのアドバイス地域別の温泉選び

札幌から行く温泉:目的別に選ぶ近郊の温泉地

札幌観光や新千歳空港の前後に温泉を組み込みたい人向けに、札幌から行きやすい温泉地を目的別に整理する。札幌至近の定山渓、名湯の登別、湖と景観の洞爺湖・支笏湖、小樽近郊の朝里川、スキーとあわせるニセコを、アクセス目安と冬の注意点とともに中立的に解説する。

公開日: 2026.06.28

旅を成功させるためのアドバイス地域別の温泉選び

札幌から行く温泉:目的別に選ぶ近郊の温泉地

札幌観光や新千歳空港の前後に温泉を組み込みたい人向けに、札幌から行きやすい温泉地を目的別に整理する。札幌至近の定山渓、名湯の登別、湖と景観の洞爺湖・支笏湖、小樽近郊の朝里川、スキーとあわせるニセコを、アクセス目安と冬の注意点とともに中立的に解説する。

公開日: 2026.06.28

  1. ホーム
  2. >ガイドTOP
  3. >旅を成功させるためのアドバイス
  4. >地域別の温泉選び
  5. >札幌から行く温泉:目的別に選ぶ近郊の温泉地

この記事の目次

  1. 1まず目的を決めてから向き先を選ぶ
  2. 2札幌から行きやすい温泉地と目的別の向き先
  3. 3札幌からのアクセス早見表
  4. 4冬の積雪と移動時間に注意する
  5. 5公共交通で向かうときの考え方
  6. 6よくある質問
  7. 7まとめ
  8. 8出典

札幌を起点に温泉へ足を延ばすなら、温泉地の知名度から探すより「何を目的にするか」を先に決めると選びやすい。札幌に最も近い湯がほしいのか、名湯の雰囲気を味わいたいのか、湖や雪景色とあわせたいのかで、向き先と移動時間は大きく変わるからだ。

結論から言えば、札幌至近で組みやすいのは定山渓、名湯の雰囲気なら登別、湖と景観なら洞爺湖や支笏湖、スキーとあわせるならニセコ、というように目的ごとに候補が分かれる。この記事は札幌からのアクセスに絞って整理する。北海道全体の温泉の見取り図は北海道の温泉ガイドで扱っているので、道内を広く周遊するならそちらをあわせて読んでほしい。なお所要時間・運賃・便の有無・施設の営業や冬の運行はいずれも目安であり、最新の情報は各鉄道・バス会社や各温泉地の観光協会の公式情報で必ず確認してほしい。

まず目的を決めてから向き先を選ぶ

札幌から温泉を組むときの分かれ道は、移動を短く抑えて湯そのものを楽しみたいのか、距離をかけてでも名湯や景観を取りたいのかである。ここを曖昧にしたまま地名で探すと、移動と滞在のバランスが崩れやすい。

札幌観光の合間や到着・出発の前後に短く湯へ入りたいなら、札幌の奥座敷とされる定山渓が現実的だ。市内中心部からバスでおおむね1時間程度が目安で、日帰りでも一泊でも組みやすい。一方、北海道を代表する名湯の雰囲気をしっかり味わいたいなら、登別へ別日に向かうほうが満足しやすい。湖畔の景色や自然観光とあわせたいなら洞爺湖や支笏湖、雪山での滑走と温泉を両立したいならニセコ、というように、取りたいものを先に決めると向き先がおのずと絞れる。

新千歳空港を使う場合は、到着日や出発日にどこを組み込むかという視点も役に立つ。空港を起点にした温泉地の組み込み方は主要空港から行きやすい温泉地で整理しているので、空港前後に温泉を入れたいときはあわせて参照してほしい。

札幌から行きやすい温泉地と目的別の向き先

札幌を起点に組みやすい代表的な温泉地を、目的の違いとあわせて見ていく。いずれもアクセスや所要時間は目安であり、季節や便によって前後する点は前提として押さえておきたい。

札幌に最も近い温泉地として知られるのが定山渓温泉である。市内中心部から豊平川の上流へ向かう渓谷沿いの温泉地で、札幌の奥座敷と呼ばれ、日帰り入浴を受け付ける宿や施設も多い。観光の合間や空港前後に短く組み込みやすいのが利点だ。エリアの全体像は定山渓温泉 完全ガイドで詳しく扱っている。

名湯の雰囲気を求めるなら登別温泉が候補になる。複数の泉質が湧くことで知られ、湯けむりの立つ地獄谷など温泉地ならではの景観もそろう。札幌からは特急やバスで南西へ向かうのが一般的で、距離があるぶん日帰りより一泊でじっくり味わうのに向く。詳細は登別温泉 完全ガイドにまとめている。

湖と景観を取りたいなら洞爺湖温泉と支笏湖温泉が向く。洞爺湖温泉は湖畔に宿が並び、有珠山や昭和新山といった火山地形の景観とあわせて楽しめる方面だ。支笏湖温泉は新千歳空港から比較的近く、澄んだ湖と森に囲まれた静かな環境が特徴で、空港前後にも組み込みやすい。小樽近郊で湯に入りたいなら朝里川温泉があり、小樽観光とあわせやすい山あいの温泉地として知られる。スキーや雪山での滞在と温泉を両立したいならニセコが候補で、ウィンタースポーツの拠点としての性格が強く、滑走の前後に温泉を楽しむ過ごし方が定着している。

これらは性格がそれぞれ異なるため、地名で選ぶより「札幌至近」「名湯」「湖と景観」「スキー」といった目的軸で選ぶと失敗しにくい。

札幌からのアクセス早見表

下表は、札幌に組み合わせやすい代表的な温泉地を、札幌からのアクセスの目安と、日帰り向きか一泊向きか、そして特徴で整理したものである。所要時間はおおよその目安で、出発地・列車やバスの種別・時間帯・季節によって前後する。固有施設の営業や運賃、冬の運行の現況は各公式情報で確認してほしい。

温泉地札幌からの行き方(目安)日帰り/一泊どちら向きか特徴
定山渓温泉市内からバスでおおむね1時間程度どちらも可(札幌至近で組みやすい)札幌の奥座敷・渓谷沿いの温泉地
登別温泉特急・バスで南西へ(2時間前後が目安)一泊向き(名湯をじっくり)複数の泉質・地獄谷の景観
洞爺湖温泉鉄道・バスで南西へ(2時間半前後が目安)一泊向き(湖畔の滞在)湖畔の宿・有珠山などの火山景観
支笏湖温泉バスなどで(新千歳空港から比較的近い)どちらも可(空港前後にも)澄んだ湖と森・静かな環境
朝里川温泉小樽方面経由(1時間前後が目安)どちらも可(小樽観光と)小樽近郊の山あいの温泉
ニセコ鉄道・バスで南西へ(2〜3時間程度が目安)一泊向き(スキーとあわせて)ウィンタースポーツの拠点

この表は方面ごとの傾向を示したもので、同じエリアでも宿や施設によって条件は変わる。地名だけで決めず、何を取りたいかという目的に照らして選ぶと向き先が定まりやすい。札幌から近い順に組むなら定山渓、名湯なら登別、湖と景観なら洞爺湖や支笏湖、スキーならニセコ、という整理を出発点にするとよい。

冬の積雪と移動時間に注意する

北海道で温泉を組むうえで欠かせないのが、冬の積雪と移動時間への備えである。本州の感覚で所要時間を見積もると、雪の影響で読みが外れやすい。

冬季は積雪や悪天候によって、鉄道やバスの遅延・運休が起きることがある。とくに山あいの温泉地や峠を越える経路では、平常時より移動に時間がかかる場合があり、最終便の時刻も時間帯によって限られる。そのため、冬に温泉地へ向かうときは、所要時間に余裕を持たせ、帰りの足と最終便まで含めて確認しておきたい。観光と入浴の順序を組むときも、夕方以降の移動を前提にしすぎないほうが安全だ。

また、北海道は温泉地どうしの距離が本州より長くなりやすい。一日に複数の温泉地を回ろうとすると移動だけで時間を使い、湯に入る時間が削られてしまう。札幌起点で組む場合も、欲張って詰め込むより、目的に合った一か所を落ち着いて味わう配分のほうが、結果として満足度は上がりやすい。

公共交通で向かうときの考え方

車を使わずに札幌から温泉地へ向かう場合は、駅や空港から宿までの「最後の移動」をどう見るかが鍵になる。北海道は温泉地が市街地から離れていることが多く、鉄道の駅からさらにバスや送迎に乗り継ぐ場面が出やすいためだ。

公共交通で温泉地へ向かうときの一般的な考え方、つまり降りた駅から宿までの最後の区間をどう組むかについては車なしで行ける温泉地の選び方で詳しく整理している。定山渓のように札幌からバス一本で行きやすい温泉地ほど、車がなくても組みやすい。一方、ニセコや洞爺湖のように乗り継ぎが増える方面は、便の時刻と乗り継ぎの待ち時間まで含めて見ておくと安心だ。送迎バスの有無や予約の要否は宿によって異なるため、移動の前に各宿や各温泉地の観光協会の公式情報で確認してほしい。

よくある質問

札幌から最も近い温泉地はどこですか

札幌の奥座敷とされる定山渓温泉が代表格です。市内中心部からバスでおおむね1時間程度が目安で、日帰り入浴を受け付ける宿や施設も多く、観光や空港前後に短く組み込みやすい温泉地です。所要時間や運行は時間帯・季節で前後するため、最新の情報は各バス会社や定山渓の観光協会の公式情報で確認してください。

札幌から登別温泉まではどのくらいかかりますか

特急やバスで南西へ向かい、2時間前後が目安です。便や季節、冬の運行状況によって前後するため、最新の所要時間と運行は各鉄道・バス会社や登別の観光協会の公式情報で確認してください。距離があるので、札幌観光と同日に詰め込むより、別日に一泊で訪れるほうが名湯の雰囲気を落ち着いて味わえます。

新千歳空港の前後に組みやすい温泉地はどこですか

空港から比較的近い支笏湖温泉や、札幌方面と組み合わせやすい定山渓が候補です。到着日や出発日に温泉を差し込む発想で組むと旅程に無理が出にくくなります。空港を起点にした組み込み方は主要空港から行きやすい温泉地で整理しているので、あわせて参照してください。

冬に札幌から温泉地へ行くとき注意することはありますか

積雪や悪天候による鉄道・バスの遅延や運休に注意が必要です。とくに山あいや峠を越える経路では平常時より時間がかかることがあり、最終便も限られます。所要時間に余裕を持たせ、帰りの足まで含めて各交通機関の公式情報で運行状況を確認してください。一日に複数の温泉地を回るより、一か所を落ち着いて味わう配分が現実的です。

車がなくても札幌から温泉地へ行けますか

行けます。定山渓のように札幌からバスで行きやすい温泉地は、車がなくても組みやすいです。一方、ニセコや洞爺湖のように乗り継ぎが増える方面は、便の時刻と乗り継ぎの待ち時間まで見ておくと安心です。公共交通での行きやすさの考え方は車なしで行ける温泉地の選び方を参考にしてください。

まとめ

札幌を起点に温泉を組むときは、知名度ではなく目的を先に決めると選びやすい。札幌至近で組むなら定山渓、名湯の雰囲気なら登別、湖と景観なら洞爺湖や支笏湖、小樽観光とあわせるなら朝里川、スキーと両立するならニセコ、という整理が出発点になる。

北海道は温泉地どうしの距離が長く、冬は積雪や悪天候で移動時間が読みにくい。所要時間に余裕を持たせ、帰りの足と最終便まで確認したうえで、目的に合った一か所を落ち着いて味わう配分にすると、札幌起点の温泉旅は無理なく組める。所要時間や運賃、施設の営業や冬の運行はいずれも目安であり、訪れる前に各温泉地の観光協会や各交通機関の公式情報で確認してほしい。北海道全体の温泉の見取り図は北海道の温泉ガイドであわせて確認できる。

出典

  • 北海道観光「HOKKAIDO LOVE!」
  • 札幌市観光・MICE推進部「ようこそさっぽろ」
  • 定山渓観光協会
  • 登別国際観光コンベンション協会
  • 一般社団法人 洞爺湖温泉観光協会
  • 観光庁
記事一覧に戻る

この記事のカテゴリー

旅を成功させるためのアドバイス地域別の温泉選び

同じカテゴリーの記事

  • 箱根のどのエリアに泊まる?エリア別の選び方

    2026.06.28

  • 伊豆の温泉エリアガイド|首都圏に近い半島の温泉地を俯瞰する

    2026.06.28

  • 北海道の温泉ガイド|火山と雪・湖が育む名湯の総覧

    2026.06.28

  • 東北の温泉ガイド|秘湯と湯治場の県別代表地と巡り方

    2026.06.28

  • 九州の温泉ガイド|温泉天国の県別代表地と巡り方

    2026.06.28

もっと見る

関連記事

  • 湯田温泉ガイド|白狐の伝説とアルカリ性単純温泉の城下の湯

    2026.06.28

  • 湯原温泉ガイド|川底から湧く「砂湯」と露天風呂番付に語られる岡山の名湯

    2026.06.28

  • こんぴら温泉郷ガイド|金刀比羅宮の門前に広がる香川の温泉郷

    2026.06.28