
高知県
2025/8/14-17 愛媛サウナ旅
「土佐望月温泉 姫若子の湯」に行ってきた
🔥 サウナ室 80℃
❄️ 水風呂 15℃
故郷への帰省は、小生にとってサウナ旅の一環である。
4日間実家に帰るということは、いつもとは違うサウナに少なくとも3回以上は行けるということを意味する。帰省の日程が決まった直後から、どこのサウナに行こうかと調べていた。気まぐれに高知県の施設を調べているとき、『土佐望月温泉 姫若子の湯』を見つけた。県内最大級の露天風呂に源泉掛け流しの温泉、炭酸泉、サウナ、15℃の水風呂があるとのこと。さらに施設も新しい。これは行くしない。幸いなことに、小生は暇人である。4日間帰省すると言っても、特に人と会う予定もない。そのため、行きたい施設が見つかればすぐに行ける。この自由度のある人生にかなり満足している。
帰省初日、自宅から高知市内まで一気に車を走らせた。平日の午前中ということもあり、高速道路も空いている。特に迷うことなく施設に到着した。外観は、まるで旅館のような見た目である。店内に入り受付を済ます。初めて来る施設なので、大浴場に行く前に散策することにした。漫画を読める部屋や食事処、ボディケア・あかすりルーム、女性専用の岩盤浴ルームなど、かなり充実しているようだ。「いい施設だな」とその時は感じていた。
脱衣所に入った刹那、嫌な匂いが小生の鼻腔を刺激する。どのような匂いか。足の臭さである。「oh shit...」来店したのは午前中であり、この日の営業開始からそんなに時間は経っていない。ということは、蓄積された匂いなのか。入浴どころではなくなったため、口コミサイトを調べた。すると、別の日に施設を利用したユーザーも「脱衣所が臭い」と投稿していた。つまり、小生が訪問した日だけ臭いのではなく、日常的に臭いということだ。脱衣所の臭さは、利用者の足の菌+清掃・換気不足によって起こる。清掃はしているのだろうが、換気や消毒が不十分であることは指摘せざるを得ない。他の日は匂わないのかもしれない。しかし、遠方から訪問するユーザーにとっては、その日臭かったらその施設は臭いのだ。少し残念な気持ちになった。
気を取り直して入浴することにした。息を止めたまま服を脱ぎ、脱衣所と浴場の間に濡れた体を拭けるような小さなスペースがあるのだが、そこに入った瞬間に息を吸った。すると、そこも臭かった。「oh fuck...」再度気を取り直して身を清め。炭酸泉に浸かる。その後サウナと水風呂を3セット繰り返したが、幸福感に包まれるいつもの感覚にはなれなかった。脱衣所の臭さに出鼻を挫かれてしまったからだ。それに、帰る時にまた臭い脱衣所に戻らなければならない。極力脱衣所にいる時間を短くしたかったため、浴室内で綺麗に体を吹き、息を止めて脱衣所に向かう。秒速で着替えを済ませて脱衣所を出た。
サウナ旅をしていると、このような日もある。常に自分のイメージ通りの体験ができるわけではない。
今回は匂いの問題が発生してしまったが、サウナ室で大きな声で話す客によってペースを乱されたり、子供達が泳いでいて水風呂に入れない時もある。小生は、それも含めてサウナ旅だと思っている。今日の夜には、また素晴らしい施設に出会えるかもしれない。次の旅のことを考えながら、実家に向かって車を走らせた。