温泉街の風景
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愛媛県
2025/8/14-17 愛媛サウナ旅

しまなみ温泉 喜助の湯に行ってきた

🔥 サウナ室 90
❄️ 水風呂 16
暇な時間があれば、サウナに行くことばかり考えている。 この日も午前中が暇だった。ならば行く場所は決まっている。愛媛県今治市にある『しまなみ温泉 喜助の湯』だ。朝5時半に起床し、朝散歩と食事を済ませる。実家に帰ってもこのルーティンは変わらない。7時には自由の身になった。支度をして出発する。今治市は、観光名所としても有名だ。特に、しまなみ海道のサイクリングは、全国・世界各地から多くの観光客が訪れる。瀬戸内海の上を自転車で走る。さぞかし爽快だろう。景色だけでも見た方がいいのではないか。そう思う人もいるだろう。しかし、小生は一直線にサウナに向かう。 1時間ほど車を飛ばして現地に着いた。券売機でチケットを購入し、受付を済ませる。早い時間だったこともあり、朝風呂料金で安く入れた。ラッキーだ。浴室に入ると身を清め、導線チェックをする。松山よりは小ぶりな印象か。それでも、開放的な空間の中に炭酸泉、天然温泉、ジャグジー、水風呂、2種類のサウナと必要なものは全て揃っている。炭酸泉で身体を温め、メインサウナに向かう。中に入り、またもや驚いた。外観からは想像できないほど広い。そして暗い。瞑想に適した空間だ。あぐらをかいて、ゆっくりと目を閉じる。熱気が押し寄せてくる。かなり、汗をかいてきた。あと一踏ん張りだと思った刹那、オートロウリュが始まった。サウナストーンから大量の蒸気が発生する。さらに、熱波を送るための装置から風が吹き出し、あっという間に体感温度が上昇する。オートロウリュでここまでのクオリティとは恐れ入った。
サウナを出た後は水風呂だ。16℃の温度設定になっている。時間をかけて身体を冷やす。朝風呂なので人が少なく、水風呂も独り占めだ。人が多い時は、水風呂に長く入ることはできない。次の人が整えなくなるので、最低限の時間で切り上げる。だが今日は、その心配はない。大浴場に小生を含めて3人しかいないからだ。外気浴スペースも独り占めだ。椅子に座り、目を閉じる。身体が雄叫びを上げている。細胞が喜んでいるのがわかる。 2セット目は、別のサウナにいく。「小屋サウナ」と呼ばれていて、6人くらい入れそうだ。テレビはない。このサウナでは、ロウリュができる。誰もいないので、プライベートサウナ状態である。サウナストーンに水をかけると、緑茶の香りが室内に広がる。これまで味わったことのない香りで、とてもリラックスできる。このお茶も、愛媛県で生産されているものだ。地元の恵みをサウナでも味わえる。なんだか嬉しい気持ちになった。 あっという間に3セットが終了した。朝サウナは、夜とは違った整いを与えてくれる。夜は、1日頑張ってくれた身体を癒し、感謝し、メンテナンスする時間。朝のサウナは「これから一日頼むぜ」と刺激を入れるイメージだ。眠っていた細胞一つ一つが目を覚ましてくる。元気が湧いてくる。どこにでも行けそうだし、なんでもやれそうな気分だ。 最高の気分で帰路に着く。寄り道は無しだ。今治まで1時間かけてやって来て、サウナと温泉だけを堪能して、また1時間かけて帰る。そんなサウナ旅があってもいい。