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「鳴尾浜温泉 熊野の郷」の体験談 10年の時を超えた再訪と、尽きないサウナ欲 【2026/5/23-24 兵庫・大阪 温泉サウナ旅】
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鳴尾浜温泉 熊野の郷
兵庫県
2026.5.23 | Vol.2
「鳴尾浜温泉 熊野の郷」の体験談
10年の時を超えた再訪と、尽きないサウナ欲
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鳴尾浜温泉 熊野の郷
兵庫県
2026.5.23 | Vol.2
「鳴尾浜温泉 熊野の郷」の体験談
10年の時を超えた再訪と、尽きないサウナ欲
旅の記録
サウナ愛好家の欲望というものは、底なしである。 朝からサウナに入り、疲れ果てて泥のように眠る。普通ならそのまま夜の予定までゆっくり休むだろう。しかし、目が覚めて体力が回復したと実感した刹那、真っ先に考えるのは「よし、もう一軒サウナに行こう」ということなのだ。 宿泊先のホテルにチェックインを済ませた小生は、思いっきり爆睡していた。平日はハードに仕事をこなしていたことに加え、朝一番に神戸市の「有馬街道温泉 すずらんの湯」で極上の温泉とサウナをキメたことで、強烈な眠気が襲ってきていたのだ。しかし、数時間の昼寝をしたことですっかりと体力が回復し、頭もクリアになっていた。細胞が再び目覚め、次のサウナを求めている。これで再び、万全の状態で温泉に入ることができるではないか。 宿泊先のホテルは兵庫県西宮市の阪神甲子園球場の近くだったので、そこから鳴尾浜方面に向かって車を走らせる。窓を開けると、潮の香りが微かに混じる風が吹き込んできた。海が近づいてきたところで、目的の建物が見えてくる。 「鳴尾浜温泉 熊野の郷」である。 実に10年ぶりの訪問だ。10年前、兵庫県に住んでいた頃に訪れ、素晴らしい体験をした記憶が今でも残っている。車を停めてエントランスに入った刹那、小生は驚きを隠せなかった。記憶の中の風景とは全く異なっているのだ。自動のチェックインゲートが設置され、館内は美しくリニューアルされている。レストランの規模も想像以上に大きく、施設全体が進化を遂げていることが一目でわかった。 ロッカーで着替えを済ませて大浴場に入る。そこには、バリ風リゾートのような異国情緒あふれる空間が広がっていた。大浴場も記憶と少し異なる。「こんなに広かったか?」と思わず独り言が漏れる。入り口から内湯を経由して露天エリアを眺めることができ、地下から湧き出る豊富な天然温泉を使用した浴槽がいくつも並んでいる。浴室の中央には、サウナと水風呂の後に整うための椅子が配置されており、導線も完璧だ。露天エリアに出ると、そこはヨーロッパ風の世界観も入り混じったような独特のリゾート空間になっており、この露天風呂の雰囲気だけはなんとなく記憶に残っていた。サウナに関してもリニューアルして新しくなっているようだ。期待しかない。 サウナに入る前に、まずは名物の温泉に入ることにした。「鳴尾浜温泉 熊野の郷」では、源泉掛け流しの弱アルカリ単純温泉を楽しむことができる。湯に身を沈めた刹那、少しとろみがあるような柔らかい肌触りが全身を包み込んだ。数分間浸かっているだけで、みるみるうちに身体がポカポカしてくる。これが天然温泉の力だ。このままサウナに入らなくても、直接水風呂に行けるレベルまで身体が温まった。 そこで小生は、サウナに入る前に一度水風呂に入り、温泉で温めた身体を冷却することにした。いわゆる「水通し」である。水風呂も広く、5人は余裕で入れるスペースがある。17℃〜18℃くらいのちょうどいい温度で、火照った身体をシャキッと引き締めてくれる。 身体を拭き、いよいよサウナへと向かう。サウナは遠赤外線ヒーターを使用したドライサウナだ。ストーンタイプのサウナストーブではないが、この遠赤外線ヒーターも身体の芯まで届くパワフルな熱を感じることができて小生は好きだ。室内は3段構成で、18〜21人くらいは入れる広さがある。サウナ室の湿度に関しても、肌がヒリヒリと乾くような印象はなく、非常にバランスがいいように思う。リニューアルされているため室内も清潔で、居心地が抜群だ。 十分に身体を熱し、再び水風呂へ飛び込む。しっかりと身体を冷やした後、並べられた休憩チェアに移動する。すでに数名、完全に意識を失っている人間が長居しているが、運よく1つだけ空いていたので腰掛ける。このチェアがまた非常に良質で、イタリア製の「NALDI フォリオ リラックスチェアー」である。全体重を預けて全身の力を抜くと、ドクンドクンと鳴っていた心拍の音が徐々に落ち着いていくのを感じる。この時間が、本当にたまらなく気持ちいいのだ。 落ち着きを取り戻したところで、2セット目を開始する。 ここからは、源泉掛け流しの温泉に入ることからスタートする。良質な温泉を楽しめる施設では、サウナ→水風呂→休憩の流れではなく、温泉→サウナ→水風呂→休憩の流れが小生の定番になっている。日本には古くから「湯治」という文化があるが、やはり温泉は特別であり、温泉に入ることで間違いなく身体の調子は良くなる。それに、水風呂でキンキンに冷やした状態で、あたたかい温泉に浸かった時の快感も、言葉では形容し難いものがあるのだ。 温泉で身体を温め、そのままサウナへ向かう。遠赤外線ヒーターの熱を全身で受け止め、限界を迎えたところで水風呂へ。そしてNALDIのチェアで休憩し、また温泉に浸かり、またサウナへ。そして最後は水風呂で締める。この極上のルーティンを3セットこなし、本日のサウナ活動は完了した。
施設を出た後は、夜の予定へと向かった。人と会う時の食事であっても、小生にとっては立派な「サウナ飯」である。サウナで大量に消費したエネルギーをチャージするため、迷わず焼肉をチョイスした。網の上で焼ける肉の香りと滴る脂が、整った身体に容赦なく染み渡っていく。最高の夜だ。 予定を終了し、宿泊先のホテルに戻る。ベッドに横たわりながら考えていたのは、今日会った人との会話の余韻ではなく、「明日どのサウナに行こうか」ということだった。全く、呆れるほどのサウナ依存症である。 朝起きた瞬間から行動を開始するのは決まっているが、どの施設に行くかはまだ決めていなかった。阪神甲子園駅が近いので、電車で大阪方面にもアクセスがしやすい。甲子園駅から阪神梅田駅までなら15分あれば行けるな……なんて考えていた刹那、とある施設の存在が小生の脳裏をかすめた。 梅田にある「大東洋」である。 「大東洋」もこれまで何度も訪問しているが、つい最近、2026年4月に大幅なリニューアルを行い、サウナが新しくなっているとの情報を掴んでいた。それに「大東洋」はカプセルホテルを併設しているため、早朝でも利用ができる。起きた瞬間から行動する小生にとっても、これ以上なく都合がいい。 決めた。明日の朝起きてすぐ、大東洋に行こう。 大東洋で朝サウナをかまして朝食をとり、再びホテルに戻ってくればいい。 明日の朝の完璧なプランが明確になったことに安心したのか、急な眠気が小生を襲ってきた。そしてそのまま、泥のような深い眠りへと落ちていった。 やはり、サウナ愛好家の欲望は底なしである。満たされたはずの身体が、早くも明日のサウナを求めているのだから。
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10年の時を超えた再訪と、尽きないサウナ欲
旅の記録
サウナ愛好家の欲望というものは、底なしである。 朝からサウナに入り、疲れ果てて泥のように眠る。普通ならそのまま夜の予定までゆっくり休むだろう。しかし、目が覚めて体力が回復したと実感した刹那、真っ先に考えるのは「よし、もう一軒サウナに行こう」ということなのだ。 宿泊先のホテルにチェックインを済ませた小生は、思いっきり爆睡していた。平日はハードに仕事をこなしていたことに加え、朝一番に神戸市の「有馬街道温泉 すずらんの湯」で極上の温泉とサウナをキメたことで、強烈な眠気が襲ってきていたのだ。しかし、数時間の昼寝をしたことですっかりと体力が回復し、頭もクリアになっていた。細胞が再び目覚め、次のサウナを求めている。これで再び、万全の状態で温泉に入ることができるではないか。 宿泊先のホテルは兵庫県西宮市の阪神甲子園球場の近くだったので、そこから鳴尾浜方面に向かって車を走らせる。窓を開けると、潮の香りが微かに混じる風が吹き込んできた。海が近づいてきたところで、目的の建物が見えてくる。 「鳴尾浜温泉 熊野の郷」である。 実に10年ぶりの訪問だ。10年前、兵庫県に住んでいた頃に訪れ、素晴らしい体験をした記憶が今でも残っている。車を停めてエントランスに入った刹那、小生は驚きを隠せなかった。記憶の中の風景とは全く異なっているのだ。自動のチェックインゲートが設置され、館内は美しくリニューアルされている。レストランの規模も想像以上に大きく、施設全体が進化を遂げていることが一目でわかった。 ロッカーで着替えを済ませて大浴場に入る。そこには、バリ風リゾートのような異国情緒あふれる空間が広がっていた。大浴場も記憶と少し異なる。「こんなに広かったか?」と思わず独り言が漏れる。入り口から内湯を経由して露天エリアを眺めることができ、地下から湧き出る豊富な天然温泉を使用した浴槽がいくつも並んでいる。浴室の中央には、サウナと水風呂の後に整うための椅子が配置されており、導線も完璧だ。露天エリアに出ると、そこはヨーロッパ風の世界観も入り混じったような独特のリゾート空間になっており、この露天風呂の雰囲気だけはなんとなく記憶に残っていた。サウナに関してもリニューアルして新しくなっているようだ。期待しかない。 サウナに入る前に、まずは名物の温泉に入ることにした。「鳴尾浜温泉 熊野の郷」では、源泉掛け流しの弱アルカリ単純温泉を楽しむことができる。湯に身を沈めた刹那、少しとろみがあるような柔らかい肌触りが全身を包み込んだ。数分間浸かっているだけで、みるみるうちに身体がポカポカしてくる。これが天然温泉の力だ。このままサウナに入らなくても、直接水風呂に行けるレベルまで身体が温まった。 そこで小生は、サウナに入る前に一度水風呂に入り、温泉で温めた身体を冷却することにした。いわゆる「水通し」である。水風呂も広く、5人は余裕で入れるスペースがある。17℃〜18℃くらいのちょうどいい温度で、火照った身体をシャキッと引き締めてくれる。 身体を拭き、いよいよサウナへと向かう。サウナは遠赤外線ヒーターを使用したドライサウナだ。ストーンタイプのサウナストーブではないが、この遠赤外線ヒーターも身体の芯まで届くパワフルな熱を感じることができて小生は好きだ。室内は3段構成で、18〜21人くらいは入れる広さがある。サウナ室の湿度に関しても、肌がヒリヒリと乾くような印象はなく、非常にバランスがいいように思う。リニューアルされているため室内も清潔で、居心地が抜群だ。 十分に身体を熱し、再び水風呂へ飛び込む。しっかりと身体を冷やした後、並べられた休憩チェアに移動する。すでに数名、完全に意識を失っている人間が長居しているが、運よく1つだけ空いていたので腰掛ける。このチェアがまた非常に良質で、イタリア製の「NALDI フォリオ リラックスチェアー」である。全体重を預けて全身の力を抜くと、ドクンドクンと鳴っていた心拍の音が徐々に落ち着いていくのを感じる。この時間が、本当にたまらなく気持ちいいのだ。 落ち着きを取り戻したところで、2セット目を開始する。 ここからは、源泉掛け流しの温泉に入ることからスタートする。良質な温泉を楽しめる施設では、サウナ→水風呂→休憩の流れではなく、温泉→サウナ→水風呂→休憩の流れが小生の定番になっている。日本には古くから「湯治」という文化があるが、やはり温泉は特別であり、温泉に入ることで間違いなく身体の調子は良くなる。それに、水風呂でキンキンに冷やした状態で、あたたかい温泉に浸かった時の快感も、言葉では形容し難いものがあるのだ。 温泉で身体を温め、そのままサウナへ向かう。遠赤外線ヒーターの熱を全身で受け止め、限界を迎えたところで水風呂へ。そしてNALDIのチェアで休憩し、また温泉に浸かり、またサウナへ。そして最後は水風呂で締める。この極上のルーティンを3セットこなし、本日のサウナ活動は完了した。
施設を出た後は、夜の予定へと向かった。人と会う時の食事であっても、小生にとっては立派な「サウナ飯」である。サウナで大量に消費したエネルギーをチャージするため、迷わず焼肉をチョイスした。網の上で焼ける肉の香りと滴る脂が、整った身体に容赦なく染み渡っていく。最高の夜だ。 予定を終了し、宿泊先のホテルに戻る。ベッドに横たわりながら考えていたのは、今日会った人との会話の余韻ではなく、「明日どのサウナに行こうか」ということだった。全く、呆れるほどのサウナ依存症である。 朝起きた瞬間から行動を開始するのは決まっているが、どの施設に行くかはまだ決めていなかった。阪神甲子園駅が近いので、電車で大阪方面にもアクセスがしやすい。甲子園駅から阪神梅田駅までなら15分あれば行けるな……なんて考えていた刹那、とある施設の存在が小生の脳裏をかすめた。 梅田にある「大東洋」である。 「大東洋」もこれまで何度も訪問しているが、つい最近、2026年4月に大幅なリニューアルを行い、サウナが新しくなっているとの情報を掴んでいた。それに「大東洋」はカプセルホテルを併設しているため、早朝でも利用ができる。起きた瞬間から行動する小生にとっても、これ以上なく都合がいい。 決めた。明日の朝起きてすぐ、大東洋に行こう。 大東洋で朝サウナをかまして朝食をとり、再びホテルに戻ってくればいい。 明日の朝の完璧なプランが明確になったことに安心したのか、急な眠気が小生を襲ってきた。そしてそのまま、泥のような深い眠りへと落ちていった。 やはり、サウナ愛好家の欲望は底なしである。満たされたはずの身体が、早くも明日のサウナを求めているのだから。
このストーリーで訪れた施設
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鳴尾浜温泉 熊野の郷
♨️
天然温泉
♨️
源泉掛け流し
🔥
サウナあり
❄️
水風呂あり
📍
〒663-8142 兵庫県西宮市鳴尾浜1丁目1−3
営業時間🕐:
10:00〜00:00
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