空庭温泉 OSAKA BAY TOWER
Vol.3
大阪府
2025/11/15-16 大阪サウナ旅

空庭温泉 OSAKA BAY TOWERを訪問

解放的な大浴場から綺麗な庭を眺めていると...

📅2025/11/1612:00
小生は、開放的な空間が大好きだ。天井は高ければ高いほどいいし、奥行きはあればあるほどいいと思っている。温泉施設に関しても同様で、開放的な空間では数倍増しで気持ち良さを感じる。 「空庭温泉 OSAKA BAY TOWER」は、まさに開放感を象徴するような温泉施設だった。大阪市港区の大阪ベイタワー内に温泉と庭園を作り、天井が高くて広い大浴場から中庭を一望できる作りになっている。中庭は、浴衣を着た利用客が散歩をしているため、外から大浴場が見えないか心配になるが、その辺りのケアも問題なく行われている。さらに、温泉やサウナの質も高く、地下1,000mから湧く源泉掛け流しの温泉、炭酸泉などが充実し、自動ロウリュウ付きのサウナと水風呂も完備されている。 こんな素晴らしい施設を堪能しようと、朝からやってきたと言うわけだ。 まずは、源泉掛け流しの温泉に入ることにした。「掛け流しフェチ」の小生にとっては最高の環境で、地下から湧き出す温泉が絶えず浴槽内に注がれている。循環していないので、大地の恵みを直に感じることができるのだ。しばらく、天然温泉でリラックスし、中庭の見える内湯に移動した。「空庭温泉 OSAKA BAY TOWER」は、大浴場が縦長の構造になっており、一番端までいくと中庭が見える浴槽がある。天然温泉に浸かりながら、綺麗な庭を眺める。温泉の気持ちよさと、視覚的な癒しも相まって、いつも以上に温泉が気持ちよく感じる。 温泉を堪能した後は、1セット目のサウナに向かう。20人ほどが入れるスペースで、座面も広い。サウナストーンを積み上げたロッキーサウナで、定期的にロウリュウが行われる。幸運なことに、入ってすぐロウリュウが始まった。サウナストーブの上に水が噴射される。すぐに終わると思っていたら、長い間注がれ続けている。それに伴い、サウナ室内に蒸気が充満し一気に湿度が上がっていく。汗も吹き出してくる。しばらくすると噴射が止まったので、これで終わりかと思った刹那、ロウリュウが再開される。2セット目が始まった。驚いた。一般的なスーパー銭湯の自動ロウリュウは、少量の水が一度だけ注がれることが多い。そのため、一瞬熱波を感じることはできるものの、物足りないことが多いのだ。しかし、「空庭温泉 OSAKA BAY TOWER」では、長い長い自動ロウリュウが一回につき2セットも行われる。これだけ蒸気を発してくれれば大満足だ。すでに小生の全身から汗が吹き出しており、限界が近くなっていた。 十分に蒸された後は、水風呂に入る。理想的な温度である16℃に設定された水風呂で身体を冷やし、外気浴スペースに移動する。若干、椅子の数が少ないため、客が増えれば休憩場所に困りそうな印象を受けた。しかし、今は午前中であるため客は少ない。問題なく椅子に座ることができた。しばらく身体を休め、庭を眺めながら温泉に入り、サウナにいき、水風呂で締める。このループを3セット繰り返した。身体は完璧に仕上がった。
サウナ後は、近くの飲食店で親子丼を美味しくいただいた。
サウナ後は、近くの飲食店で親子丼を美味しくいただいた。
大浴場を後にし、休憩しながらこれからのプランについて考えた。今日が旅の最終日である。いつも通りなら、夕方にもう一度サウナに入って徳島に戻るルートになるが、この時は、大きな満足感に満ちていた。小生の大好きな開放的な空間での温浴ができたからだろうか。「もう、このまま家に帰ってもいいな」という気分になっていた。 「ピークエンドの法則」という心理法則があるが、これは、体験全体の印象が、感情が最も高まった瞬間(ピーク)と終わり方(エンド)の2つの要素で決まるというものである。いい旅をするためには、終わり方を意識せよ。というものだ。 それに照らし合わせると、最高の気分である「今(ピーク)」を「エンド」にすることが最善であるという結論に達した。一人旅だからこそできることではあるが、その時々の気分や体験によって旅のプランを変える。この柔軟性も時には必要だ。 近くの飲食店で親子丼を美味しくいただき、徳島県の自宅に向かって車を走らせた。今回の大阪サウナ旅は、これにて終了だ。来週は、名古屋サウナ旅がまっている。2泊3日の予定で有名施設を回るつもりだ。

基本情報

施設名
空庭温泉 OSAKA BAY TOWER
施設タイプ
温泉・スパ
住所
大阪府大阪市港区弁天1-2-3
googlemapで見る
定休日
不定休
営業時間
11:00〜23:00
タトゥー入浴
🚫 タトゥーNG

利用条件

⚠️

タトゥー入浴禁止

♨️

大阪ベイタワー温泉

天然温泉掛け流し

地下1,000mから湧く低張性・弱アルカリ性の湯。肌あたりは軽く、長湯でものぼせにくい。源泉かけ流し露天では、風と視界が重なって体がふっと抜ける感覚が続く。庭見風呂や替り風呂と温度帯を行き来し、保温とリラックスを段階的に深める。

🔥

フィンランド式サウナ

85°C
ドライサウナ対流式ストーブ(サウナストーン)20

テレビ付きのドライタイプ。毎時00分・30分のオートロウリュで一気に熱と湿度が立ち上がる。1分くらいのロウリュなので大量の蒸気が発生し、いい汗をかくことができる。

❄️

水風呂

16°C
水道水4

サウナ室を出てすぐの場所に設置されている。温度は約16℃。水風呂に理想的な温度でリラックスして身体を冷やすことができる。水風呂の後は、外気浴をするも良し、広大な庭園を眺めながら内気浴をしてもいい。