JAPAN ONSEN COLLECTION

心ほどける、

極上のひととき

52の名湯とサウナを巡る旅JAPAN ONSEN & SAUNA GUIDE

日本最高峰の 温泉・サウナ

52 Extraordinary Destinations

52

全国300以上の施設を巡った管理人が、 心から推薦できる極上の52施設を厳選。 温泉・サウナの魅力と、文化・マナーまでを深く知る、 唯一無二のガイドブック。

無料で試し読み
◆
JAPAN ONSEN COLLECTION
JAPAN ONSEN COLLECTION日本最高峰の 温泉・サウナ
52の名湯とサウナを巡る旅JAPAN ONSEN & SAUNA GUIDE

日本最高峰の 温泉・サウナ

52 Extraordinary Destinations

全国300以上の施設を巡った管理人が、 心から推薦できる極上の52施設を厳選。 温泉・サウナの魅力と、文化・マナーまでを深く知る、 唯一無二のガイドブック。

300+Facilities
Visited
無料で試し読みJAPAN ONSEN & SAUNA GUIDE
  1. ホーム
  2. >サウナ体験記一覧
  3. >関東サウナ巡り 〜千葉・神奈川・東京〜
  4. >SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア
千葉県
2026.7.11 | Vol.1

「SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア」の体験談

ディズニーを素通りして極上のケロサウナへ

  1. ホーム
  2. >サウナ体験記一覧
  3. >関東サウナ巡り 〜千葉・神奈川・東京〜
  4. >SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア
千葉県
2026.7.11 | Vol.1

「SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア」の体験談

ディズニーを素通りして極上のケロサウナへ

旅の記録

この日も、老人のように朝5時に起床した。 朝の散歩、シャワー、そして朝食を済ませる。ここまではいつもの退屈なルーティンだ。さて、今週は体調に問題がないので、サウナ旅に出ることはすでに自分の中で可決されている。だが、肝心の行き先が決まっていなかった。候補は九州(長崎方面)か、関東(千葉方面)の2つ。とりあえず徳島の自宅を出発し、淡路島から神戸に入るまでの道中で、風の向くままに決めることにした。 早朝の淡路島を車で疾走しながら、「千葉に行こう」と決断した。千葉と神奈川には、以前から目をつけていた訪問候補地が6つほどある。2泊3日で回るにはちょうどいいボリュームではないか。九州はまたの機会に取っておこう。行き先が決まれば行動は早い。西宮まで車を走らせてパーキングに放り込み、電車で新大阪駅へと向かう。新大阪から東京までの切符を買い、新幹線に乗り込んだ。 この新幹線での移動時間が、たまらなく好きだ。車窓からの景色を眺めながら、2泊3日の緻密な計画を立てていく。訪問候補の位置情報を地図アプリで確認し、どのルートで回るのが最も効率的かつドラマチックかを考える。こうしたプロセスそのものが、旅の醍醐味なのだ。 熟考の末、記念すべき最初の訪問地は「スパ&ホテル 舞浜ユーラシア」に決定した。あれこれとルートをこねくり回しても仕方がない。結局のところ、一番行きたい施設に最初に行くのが、精神衛生上最も正しい選択なのである。 東京駅に到着し、京葉線に乗り換えて舞浜駅へと向かう。舞浜と聞けば、世間の99%の人間は「ディズニーランド」を連想し、ミッキーマウスの耳をつけてはしゃぐ姿を想像するだろう。しかし、小生の頭の中は、これから入る温泉とサウナのことで完全に支配されている。夢の国に向かって歩いていく幸福そうなカップルや家族連れには一切目もくれず、舞浜駅からタクシーに乗り込み、「スパ&ホテル 舞浜ユーラシア」へと直行した。 ホテルに到着すると、清潔感の鏡のような美しい内装と、上品な香りが小生を出迎えてくれた。スパ施設で受付を済ませる。大浴場のロッカーは広々としており、チリ一つ落ちていない。まだ服を脱いでいる段階だというのに、すでに高い満足度に包まれていた。 ここからは、もう時間は存在しない。 大浴場に足を踏み入れると、開放的な空間に多様な浴槽が並んでいる。サウナエリアには3つの極上サウナと水風呂が鎮座し、露天に出れば、海風を感じられる外気浴スペースと、源泉掛け流しの天然温泉が待ち構えている。施設全体の導線と設備をチェックしただけで、すでに脳内麻薬が分泌され、整いそうになっていた。 まずは、はるばる徳島からやってきた長旅の汚れを落とし、源泉掛け流しの天然温泉に浸かる。「黄金の湯」という名前の通り、浴槽内は黄金色の温泉で満たされており、色が濃すぎて底が見えないほどだ。説明書きによれば、このお湯は約2万年前の地層である地下1,700mから汲み上げられた化石海水源泉だという。泉質は「含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉」。ミネラルが豊富で、保温・保湿効果が極めて高い貴重な濁り湯である。実際に浸かってみると、温泉の香りの中に、これまで味わったことのないようなクリーミーで濃厚な匂いを感じた。ゆっくりと湯に身を委ねていると、午前中の長距離移動で強張っていた筋肉が、嘘のように解けていくのがわかる。徐々に体の芯から温まり、いよいよサウナに向かう準備が整った。 「スパ&ホテル 舞浜ユーラシア」の男湯には、3つのサウナがある。希少木材を使った「ケロサウナ」、極太の丸太を積んだ「ログサウナ」、そしてスチームサウナの「カルダリウム」だ。 小生が以前から熱視線を送っていたのは、何と言っても「ケロサウナ」である。サウナの本場フィンランドで「木の宝石」と称される希少なアンティークケロを壁面に贅沢に使用し、まるで北欧の森の中にあるログハウスのような造りになっている。 扉を開けて中に入った刹那、ケロ特有の芳醇で甘い香りが小生を包み込んだ。思わず目を閉じ、鼻から思いっきり息を吸い込む。完全に変人のムーブであることは自覚しているが、ふと見ると先客の紳士たちも静かに目を閉じ、この神聖な空間と香りに全神経を集中させているではないか。最上段に腰かけてサウナ室を見渡すと、本当に美しい造形で、あまりの素晴らしさに思わず笑みが溢れてしまう。室温は80℃ほどで、刺すような熱さではなく、優しく包み込むような熱だ。ストーブはレンガで囲まれたロッキータイプ。座面はストレッチができるほど広く、敷かれているサウナマットはふかふかで非常に高品質である。まさに、全てにおいて上質なサウナ室だ。 10分ほどじっくりと体を熱し、1セット目の水風呂へと向かう。水温計は15℃を指しており、深さも十分にあり、5〜6人は余裕で入れる広さだ。全身を深く沈め、自分の吐息が冷たくなるまで徹底的に冷却する。そこから露天エリアに移動し、舞浜の潮風を感じながら外気浴の椅子に腰掛ける。外気浴エリアにはチェアだけでなく、横になれるスペースも用意されており、水風呂の後のサウナーの動線が完璧に計算されている。心拍がゆっくりと落ち着き、次の行動を開始するエネルギーが体の奥底から湧いてくるまで、ひたすらに虚空を見つめていた。 2セット目は、檜のログサウナに挑戦だ。入室した刹那、今度は檜の力強くも清々しい香りが鼻腔を突き抜ける。ケロの甘い香りも素晴らしいが、日本人のDNAに刻み込まれた檜の香りもまた、格別なものがある。再び鼻からたっぷりと息を吸い込み、サウナに入っている間中、深呼吸を繰り返した。さらに、このログサウナは造形が圧巻である。国内最大級という直径30cmの極太の檜丸太を積み上げて構築されており、本物のログハウスの中でサウナを楽しむという野趣あふれる体験ができるのだ。温度はケロサウナよりも10℃高い90℃設定。定期的なオートロウリュによって湿度も高く保たれており、体感温度はかなり熱い。ケロサウナが「極上のリラックス」を提供する空間だとすれば、檜のログサウナは「力強い熱でガツンと体を温める」空間である。この明確なコンセプトの違いが、サウナ狂いの心を激しく揺さぶるのである。 限界まで熱された体を再び水風呂で冷やし、外気浴へ。しばらくの間、完全に意識が宇宙へと飛んでいた。外気浴の後は、再びあの「黄金の湯」を堪能し、3セット目のケロサウナへと戻る。 不思議なことに、2回目のケロサウナは、1回目に比べて香りをより深く、鮮明に感じられるようになっていた。サウナと水風呂、そして良質な温泉を繰り返すことで、小生の五感が極限まで研ぎ澄まされている証拠だ。静寂な空間で、自分の呼吸とケロの香りにのみ意識を集中させ、じっくりと汗を流す。これまで全国のいくつものケロサウナに入ってきたが、サウナ室の雰囲気、造形の美しさ、香り、そして快適性を総合的に踏まえると、ここが日本No.1かもしれない。 3セット目が終了した後も、小生の欲望は止まらなかった。4セット目は檜のログサウナで強烈な熱を浴び、5セット目に再びケロサウナで深い瞑想に沈む。これで、昼間のサウナ活動は終了である。かなり前から注目していた施設ではあったが、想像を遥かに超える極上さに、小生は大満足であった。
もつ煮込み定食
もつ煮込み定食
鳥のハラミ焼き
鳥のハラミ焼き
大浴場を出て、ロッカーで服を着ながらふと時計を見ると、なんと2時間が経過していた。これまで時間を完全に放棄して楽しんでいたため、ここで初めて、現実の時間感覚を取り戻したのだ。2時間という時間が一瞬に感じられるほど、ここは時間を忘れてリラックスできる、魔法のような場所だったということだ。 レストランエリアに移動する途中、5階には「SPA+」という、岩盤浴や展望サウナを楽しめる男女共用エリアがあるのを見かけた。多くの人で賑わっており、とても魅力的な空間に見えた。今回は一人旅ゆえに利用を見送ったが、いつか誰かと訪れる機会があれば、ぜひ利用してみたいものだ。レストランで簡易的な食事をとり、少し休憩した後、小生は次の目的地に向かうべくホテルを後にした。 今夜は幕張に宿泊する予定だが、幕張には小生がどうしても行きたいと注目している施設がもう一つある。「JFA夢フィールド 幕張温泉 湯楽の里」だ。露天風呂から東京湾を一望できる、圧倒的なロケーションを誇る施設である。東京湾の絶景を眺めながら温泉に入る。そこでしかできない唯一無二の体験が、小生を待っている。 旅はまだ、始まったばかりだ。

このストーリーで訪れた施設

公式連携
SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア

SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア

♨️天然温泉
♨️源泉掛け流し
🔥サウナあり
❄️水風呂あり
📍千葉県浦安市千鳥13-20
営業時間🕐:11:00〜01:00, 05:00〜09:00

このストーリーの続き

  1. 01
    SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア

    2026.7.11

    現在のストーリー

    SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア

  2. JFA夢フィールド 幕張温泉 湯楽の里
    02

    2026.7.11

    JFA夢フィールド 幕張温泉 湯楽の里

  3. SATOYAMA TERRACE
    03

    2026.7.12

    SATOYAMA TERRACE

  4. 毎日サウナ東京 幕張店
    04

    2026.7.12

    毎日サウナ東京 幕張店

  5. HARE-TABI SAUNA & INN YOKOHAMA
    05

    2026.7.12

    HARE-TABI SAUNA & INN YOKOHAMA

  6. 綱島源泉 湯けむりの庄
    06

    2026.7.13

    綱島源泉 湯けむりの庄

  7. サウナメッツァ 大井町トラックス
    07

    2026.7.13

    サウナメッツァ 大井町トラックス

この旅の詳細ページへ→

他の旅の記事

すべての旅を見る→