宇治天然温泉 源氏の湯
Vol.2
京都府
2026/5/9-10 京都・大阪サウナ旅

宇治天然温泉 源氏の湯の体験談

至高の天然温泉とアロマロウリュ

📅2026/5/919:00
行きたい施設を見つけた時も興奮するが、その施設に自分の足でたどり着いた時はもっと嬉しい。それが人生経験となり、どこで役立つかはわからないが、自分の人生の財産には確実になっている。旅とは、そういうものだ。 「スッカマ 源氏の湯」で極上の体験をした後、小生は京都府宇治市まで移動し、宿泊先のホテルにチェックインを済ませた。時刻はまだ夕方で、夜のサウナ活動までには時間があった。ベッドに寝転がりながら野球中継を眺めていると、長旅の疲れもあってか複数回にわたり寝落ちを繰り返してしまった。ようやく重い腰を上げたのは18時のことである。 さて、これから向かうのは「宇治天然温泉 源氏の湯」だ。午前中に訪れた「スッカマ 源氏の湯」と同じ運営会社の施設であり、あちらがあれほど素晴らしかったのだから、こちらも間違いないだろう。どのような体験ができるのか、ワクワクしながら現地に向かって車を走らせた。 施設に到着すると、和をテーマにした落ち着いた佇まいが小生を出迎えてくれた。受付を済ませて中に入ると、雰囲気のある長い通路が続いている。その奥にはレストランがあり、左手に大浴場があるという造りだ。まずはレストランのメニューを横目で確認し、風呂上がりに何を食べようかと少し悩む。この「サウナ後の飯を想像する時間」も、サウナ旅における重要なスパイスである。 大浴場に足を踏み入れると、休日ということもあってか人が多い印象を受けた。特に若い人の集団が目立つ。しかし、人が多い少ないは関係ない。他人の存在に気を取られるのではなく、自分に集中していい体験をすることが重要なのだ。サウナとは、究極の自己対話なのである。 まずは身を清め、内湯にある高濃度炭酸泉(1200ppm)でじっくりと体を温める。38℃という絶妙な温度設定が心地よく、血流が良くなっていくのを感じる。その後、露天風呂に移動した。露天には巨大な岩風呂があり、そこには茶褐色の温泉が張られている。塩化物泉の天然温泉だ。まろやかな肌触りで非常に気持ちいい。塩化物泉は塩分が肌に付着して汗の蒸発を防ぐため、体の温もりが長続きすることから「温まりの湯」とも呼ばれている。しばらく露天風呂で美しい庭を眺めつつ、温泉の恵みで体の芯まで温めた。 いよいよサウナ室へ向かう。扉を開けると、そこには非常に広い空間が広がっていた。30人は余裕で座れそうなスタジアム型のサウナ室に、METOS社のikiストーブが堂々と鎮座している。座面が広いのも素晴らしい。ゆったりと胡座をかいたり、体操座りをしたりと、体勢を自由に変更できるのはサウナ愛好家にとって非常にありがたい設計だ。定期的にロウリュが行われているようで、室内にはアロマのいい香りが漂っており、深く癒される。 じっくりと体を熱し、限界を迎えたところでサウナ室を出ると、すぐ目の前に水風呂がある。導線はゼロ距離だ。完璧である。掛け水で汗を流し、ゆっくりと体を沈める。広さも十分で、水深は1mと深く、全身をしっかりと冷却できる。温度は18℃程度で、冷たすぎずいつまでも入っていられるような心地よさだ。 水風呂を出ると、露天風呂のあらゆるスペースに並べられたチェアが目に入る。20脚近いチェアがあるので、これだけ人が多くても「整い難民」になることはなさそうだ。空いているチェアに腰掛け、夜風を浴びる。「スッカマ 源氏の湯」でも感じたことだが、サウナから水風呂、そして外気浴への一連の流れとクオリティが本当に素晴らしい。 2セット目は、19時から行われるスタッフによるロウリュサービスを体験することにした。時間になるとスタッフが入室し、アセロラのアロマ水を大量にサウナストーンに浴びせる。刹那、優しい蒸気と甘酸っぱいアロマの香りがサウナ室中に充満した。スタッフが一人ずつ大きな団扇で力強く仰いでくれる。さらに2セット目のロウリュに突入すると、サウナ室の熱気は最高潮に達し、体感温度が一気に上昇した。毛穴という毛穴から汗が吹き出す。「この後の水風呂と外気浴は間違いなく最高だろうな」と想像しながら、強烈な熱波を最後まで耐え抜いた。 スタッフに感謝を伝えて退出し、水風呂で火照った体を急冷する。やはり、強烈なロウリュサービスを受けた時の方が、その後の水風呂と外気浴での整いが深いような気がする。 露天のチェアに全体重を預け、外気浴をしながら放心状態が続いた。頭の中が空っぽになり、ただただ心地よい風を感じる。久しぶりの旅で得られるこの幸福感を再確認し、嬉しい気持ちが込み上げてきた。衝動的に京都までやってきたが、ここまでいい体験ができるとは思っていなかった。やはり、温泉・サウナ旅は最高に楽しい。これからも、時間と体力が許す限り、この最高の旅を続けていきたい。 2セットを終えた段階で小生の体は完全に整い切っていたため、本日のサウナはこれで終了とした。
豚肉の生姜焼き定食
豚肉の生姜焼き定食
豚の角煮
豚の角煮
風呂上がりは、入館時から目をつけていたレストランへ直行した。「スッカマ 源氏の湯」に続き、ここでの食事も非常に美味しい。豚肉の角煮と生姜焼き定食を一気に平らげ、失われたエネルギーを完璧に補給した。 「スッカマ 源氏の湯」並びに「宇治天然温泉 源氏の湯」という素晴らしい施設に出会えたことに、深く感謝したい。 宿泊先のホテルに戻った小生は、ベッドに倒れ込むと同時に、即座に夢の世界へと落ちていった。 明日は京都府八幡市にある「竹取温泉 灯りの湯」を訪問する予定だ。旅は続く。
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