
Vol.2
奈良県
2026/1/31-2/1 奈良サウナ旅
「奈良ロイヤルホテル ラ・ロイヤル・スパ」の体験談
アウフグース開始前に無念の離脱
📅2026/1/3119:00
夜のサウナからベッドインまでのスムーズさと、目覚めから朝サウナのスムーズさは、サウナ旅には欠かせないものだ。つまり、宿泊先に素晴らしいサウナがあれば一石二鳥なのである。今夜の宿泊先である「奈良ロイヤルホテル」は、まさにサウナ旅に理想的なホテルであった。
この日は午前中に「虹の湯 西大和店」を訪問し、そこから奈良市内に移動して観光を楽しんだ。「ならまち」と呼ばれる古風なストリートを歩きながら、色々なお店で食べ歩きを楽しんだ。ただ、これらは夜のサウナを楽しむためのお膳立てにすぎない。小生にとってサウナこそが第一目的であり、観光はあくまでサブだ。日が暮れる時間になってきたので、そろそろホテルにチェックインして夜のサウナに入ろうか。
「奈良ロイヤルホテル」のサウナは、ホテルの地下にある「ラ・ロイヤル・スパ」にある。宿泊者は無料で入ることができ、夜も朝もサウナを楽しめるのだ。専用の入り口からロッカールームに移動する。決して新しい施設ではないが清掃が行き届いており清潔感がある。ロッカーの向かいには専用のラウンジも併設されており、リクライニングチェアでサウナ後の一時を楽しめるようになっている。
着替えを済ませて大浴場に入った。天然温泉、水風呂、サウナ、歩行湯、内気浴エリアというシンプルな作りだ。水風呂の張り紙には「地下水」と書かれている。掛け流しのようで、絶えず水が供給されている。地下水マニアの小生にとっては喜ばしい限りだ。
天然温泉で身体を温め、いよいよサウナに入る。
サウナ室は、ホテルのサウナとは思えないようなクオリティであった。30人以上は入れそうな広い空間の中央にikiストーブが置かれ、サウナ室の角には別のストーブが設置されている。室温は90℃で湿度も高い。広いベンチに腰を降ろし、じっくりと身体を温める。熱の対流がいいのか、すぐに身体が温まってきた。個人的にテレビがなければ完璧だと思うが、人それぞれ好みがあるので正解はない。テレビがある方がいいという人も多い。
サウナの後は、地下水を贅沢に使用した水風呂に入る。円形の浴槽で大人3人が入れるくらいのスペースだろうか。体感18℃くらいの温度で地下水の柔らかい水質も相まってかなりリラックスできる。水風呂の後は、休憩スペースで身体を整える。大浴場がとても広いので、休憩用の椅子も10脚ほど並べられており、サウナ→水風呂→休憩の流れが非常にスムーズだ。素晴らしい。
しばらく休憩していると、スタッフが大きなタオルを持って大浴場に入ってきた。ロウリュをするための道具も持っている。アウフグースイベントが行われるのだろうかと期待が高まる。しばらく様子を見ていると、やはりアウフグースが始まるらしい。せっかくなので参加することにした。
「奈良ロイヤルホテル」では、音楽に合わせてアウフグースを行うようで、スピーカーも用意されていた。担当スタッフが「本日のアウフグースを担当します〇〇です。よろしくお願いします!」と挨拶を済ませ、音楽のスイッチを入れる。しかし、音楽がかからない。大浴場が地下にあることと、サウナ室内ということもあり電波が悪いようだ。一向に音楽がかからず、スタッフが外に出て行ってしまった。個人的には音楽のない静かなロウリュも好きなので早く開始して欲しかったのだが。数分後にスタッフが戻ってきて、やっと音楽がかかったが、身体はすでに限界である。スタッフが一回目のロウリュを行う前に、小生を含めた数名がサウナ室を退室した。アウフグースに参加しようと思ったのに、待ち時間で体力が尽き果ててしまったのだ。こんな経験は初めてだ。
水風呂→休憩を経て3セット目のサウナに行った時、すでにアウフグースは終わっていた。結局熱波を受けることができなかった。しかし、余韻はサウナ室に残っており、アロマの香りも楽しむことができた。リアルタイムでイベントに参加できなくても、事後の空気を感じるのも悪くないと自分を正当化した。しっかり身体を熱し、地下水の水風呂に直行する。かなり仕上がってきた。今夜はこれで終わりにしよう。

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今回は久しぶりのサウナ旅だが、いつもと違う場所でサウナに入ると、やっぱり気持ちいいし気分転換になる。強制的に人生を再起動しているようなイメージだ。不思議なことに、サウナ旅をするとこれまでの日常が一度リセットされる。旅を終えて自宅に戻った時には、新たな人生が再スタートするような感覚を得られる。この感覚がとても好きだ。
大浴場から客室に戻り、ベッドに横になる。このまま眠ってしまいそうだ。ホテルに良いサウナがあると、気持ちいい状態を維持したままベッドインし、そのまま夢の世界にいくことができる。実際にこの日は、気がついたら朝になっていた。テレビも電気もつけっぱなしである。まあ、そんな時もあるだろう。それより、目覚めと同時に朝のサウナに行こう。サウナ→睡眠→サウナである。今日の行き先は、朝サウナの後に決めればいい。

