
Vol.1
兵庫県
2026/1/9-11 関西サウナ旅
「神戸サウナ&スパ」の体験談
カプセルに宿泊し夜通しサウナを楽しむ
📅2026/1/918:00
小生の身体が、あの場所にいくことを渇望していた。前回訪問してからまだ10日しか経っていないというのに、あの施設のことばかり考えてしまう。仕事中もずっとだ。「ああ、神戸サウナに行きたい」と。
1/9(金)、ついに我慢の限界に到達したため、仕事を早めに切り上げた。即座に宿泊予約を済ませて車に乗り込む。いつも神戸サウナを利用するときは、サウナだけの利用だが、この欲望を落ち着かせるためにはカプセルに宿泊し、夜通しサウナに入ることがベストであると考えた。異常なほど高いテンションで車を運転しながら神戸サウナを目指す。毎回思うが、金曜の夕方から旅を始める高揚感は論理的に説明するのが難しい。車に乗り込んだ瞬間、雄叫びを上げてしまうのだ。
■ 1/9 18:30
神戸サウナに到着した。受付でカプセルに宿泊する旨を伝え、チェックイン手続きを済ませる。早くサウナに入りたくて若干息が上がっている。受付スタッフの女性が怪訝な表情を浮かべながら「マッサージはいかがですか?」と聞いてくる。神戸サウナのマッサージは確かにいいが、今はそれどころではない。早くサウナに入りたい。「結構です」と告げた。ロッカールームで秒速で着替えを済ませ、大浴場に向かう。いよいよ2026年初の神戸サウナだ。
いつも通り身を清め、歯を磨き、天然温泉に浸かる。毎回思うが、神戸サウナの天然温泉は本当に気持ちいい。トロッとした質感の湯が疲れた身体に染みる。しばらく体を温めてメインサウナに向かう。リニューアルしてからさらに洗練されたメインサウナは、最高に居心地がいいし、レモングラスのアロマの香りにも癒される。脳内にドーパミンが大量分泌していることを自覚した。
メインサウナの後は、11.7℃の水風呂に入る。キリッとシャキッと身体が引き締まる。そのあとは、外気浴スペースのベンチに全体重を預ける。ああ、なんて気持ちいいのだろうか。夜ということもあり、三宮の飲食店から発せられる匂いがなんとも香ばしい。
個人的に、神戸サウナは日本一のサウナ施設だと思っている。小生はこれまで数々の有名施設を訪問してきたが、最も居心地が良く、最も気持ちいいと感じるのが神戸サウナであると感じている。この日本一の施設が、車で行ける距離にあるというのも幸運である。
2セット目は、露天エリアにあるフィンランドサウナへ。このサウナが極上なのだ。木の宝石と呼ばれる「ケロ」をサウナ室の全ての木材に使用し、フィンランドのサウナ小屋をモチーフにしたその空間は、わずかな照明と小窓から入ってくる外の光しかない。熱や蒸気の対流も素晴らしく、セルフロウリュをした際には蒸気が身体を優しく包み込んでくれる。何より、ケロの香りが素晴らしい。何年経っても芳醇な香りがなくなることはない。このサウナが小生を依存症にさせているのだ。
3セット目もフィンランドサウナを繰り返し、4セット目もフィンランドサウナに入ることにした。サウナ室に入ると、何やら集団の若い人たちが固まって喋っている。とてもうるさい。この行為は、フィンランドサウナのコンセプトから大きく逸脱している。会話をするならメインサウナにいくべきだ。不愉快になりそうだったので、一度サウナ室を出ようとした刹那、小生の隣の男性が立ち上がり、セルフロウリュを始めた。ラドルいっぱいの水を繰り返しサウナストーンにかけていく。合計4回のロウリュが終わった時には、大量の蒸気がサウナ中に広がった。サウナに入室したばかりの小生にとってもかなり熱いと感じるほどだった。すると、集団の若い人たちは猛烈な熱さに耐えられず、全員逃げるようにサウナ室を出ていった。ロウリュという名の無言の制裁である。彼らが出て行った後、ロウリュをした男性が「フン」と鼻を鳴らし、「やかましいねん」と小声で呟いた。結果的にその男性のおかげで、4セット目も最高のサウナ浴を楽しむことができた。
神戸サウナに着いた直後から最高に気持ちいい時間を過ごすことができたので、レストランで夜ご飯を食べることにした。サウナで身体を整えた後は美味しいご飯を食べて寝よう。今日はカプセルに宿泊するので、24時間サウナに入ることができる。カプセルホテルでぐっすり眠れるかはわからないが、目が覚めたタイミングでまたサウナに入ればいい。

神戸サウナ名物「サウナ飯セット」

神戸サウナ名物「西宮サラダ」
■ 1/10 2:00(深夜)
目が覚めた時、大量に汗をかいていた。カプセルルームの暖房のせいだ。同時にものすごいイビキの音が聞こえてくる。大きなおならの音と笑い声も聞こえる。深夜にハイになった人が悪戯心におならをして楽しんでいるのだろう。全く、困ったものだ。やはり、カプセルルームでは良質な睡眠をとることができない。もう一度眠ろうとしたが、目が覚めてしまって30分ほど意味のない時間を過ごした。そこでふと思いついた。ここは神戸サウナなのだと。どうせ眠れないのなら、深夜のサウナに入ろうと。
大浴場にいくと、ほぼ貸切状態だった。数名の利用者しかいない。シャワーを浴びて天然温泉に浸かる。寝ていた身体が目を覚ましてくるのがわかる。その後、フィンランドサウナに入る。誰もいない。貸切状態だ。ケロのいい香りが漂っている。この匂いだけで最高の気分になれる。寝起きなのであえてロウリュはせず、じっくりと身体を温めていく。誰もいない自分だけの空間。神戸サウナのケロサウナを独り占めしているという高揚感。カプセルルームで深夜に目が覚めても、この体験ができればチャラだ。
水風呂に入り外気浴を行う。深夜3時だが、外からは笑い声や車の音など、繁華街のBGMが聞こえてくる。この時間でも賑やかに活動している人がいると思うと、この時間にサウナに入っている小生も彼らの仲間のように感じた。
もう1セットしたいと思っていたら、ちょうどメインサウナのロウリュの時間になった。深夜だろうが関係ない。神戸サウナでは、30分おきにスタッフによるロウリュサービスが行われている。利用者は小生を含めて2人だけだった。人数が少なくてもいつも通りスタッフが挨拶をし、アロマ水をストーブにかけて、心地よい風を送ってくれる。深夜3時のアウフグースは人生初だなと思いながら、熱波を感じていた。
大浴場からカプセルルームに戻ると、自然と眠気が襲ってきた。サウナと水風呂を繰り返したことで自律神経が整い、睡眠の準備が整ったのだろうか。ゆっくりと目を閉じ、夢の中に落ちていった。
■ 1/10 8:00
スッキリとした目覚めだった。時計を確認すると8:00になっている。さて、サウナに入ろう。まさに24時間、大好きな神戸サウナを堪能している。すでに外は明るく、太陽の光が大浴場を照らしている。これで3回目の入浴だが、それぞれの時間帯に違った景色がある。宿泊しているからこそ、この景色を見ることができるのだ。
身を清め、1セット目と2セット目はフィンランドサウナを楽しんだ。最後の3セット目にロウリュサービスの時間と重なった。メインサウナに入り、オレンジのアロマでロウリュが行われる。寝起きの身体に熱波があたり、それぞれの細胞が目覚めるかのように汗が吹き出してくる。1日のスタートをロウリュと共に始めるのも悪くない。そんなことを考えながら、朝サウナを終了した。
さて、これからどこに行こうか。昨日は、ただ神戸サウナに入りたくて勢いで関西までやってきた。しかし、せっかくなので以前から気になっている施設を回ろう。そこで真っ先に思い浮かんだ施設があった。京都祇園の中心に位置し、京都No.1施設の呼び声が高い「ルーマプラザ(Rumor Plaza)」である。目的地が決まったところでチェックアウトを済ませ、京都に向かって車を走らせた。

