SPAWORLD HOTEL&RESORT
Vol.4
大阪府
2026/1/9-11 関西サウナ旅

SPAWORLD HOTEL&RESORTの体験談

サウナと水風呂の圧倒的な充実度

📅2026/1/1111:00
子供の時、家族旅行をした。京都のお寺を観光したり、大阪の通天閣で串カツを食べたりして、近くのホテルに宿泊した。そのホテルは、巨大なプールや温泉があるリゾートホテルで、小生は父と一緒にプールで遊び、世界中の温泉が楽しめる大浴場にも入った。とても楽しい旅行だったと記憶している。実はこの思い出は、「SPAWORLD HOTEL&RESORT」でのものだったのだ。その思い出の場所に、サウナ旅で再び訪れることになるのは感慨深い。 宿泊先の鶴橋駅から大阪環状線を使って新今宮駅に到着した。そこから徒歩数分で「SPAWORLD HOTEL&RESORT」がある。施設の入り口付近から、大阪の名所「通天閣」のメインストリートが一望できる。子供の時、ここで串カツを食べたのを覚えている。そんなことを思い出しながら施設に入った。 自動チェックインの順番待ちをしていると、小生の後に2人組の女性が来た。待ち合わせをしていたらしく、「ほな行こか!」と女性Aが声をかけ、女性Bが「行こ行こ!あんな、もう爆発しそうやねん!」と声を荒げる。「どないしたん?」と女性Aが聞き返す。「〇〇、ほんまに終わってんねん。私よりママを大事にしよるねん。私のことなんか見てないで。何かある度にママの意見聞くねん。私が何を言ってもママが言うたことが絶対やねん。この前もな、子供が風邪引いて...」と夫に激怒しているトークが続く。「やからな、今日はスカッとしたいねん!ああ、空っぽになりたいわ!」と吐き捨てた。 リフレッシュの選択肢としては素晴らしいと思う。何か嫌なことがあった時、そのことについて考えても何の効果もない。サウナと水風呂を繰り返し、スカッとすることが一番の解決策である。そのことをこの女性は分かっているのだろう。人生色々あるのだなと邪推をしていると、小生の順番がやってきた。自動チェックイン手続きを済ませて中に入る。女性たちとはお別れだ。 「SPAWORLD HOTEL&RESORT」の大浴場は月毎に利用できるフロアが異なる。「ヨーロッパ」と「アジア」の2つのフロアがあり、今月(2026年1月)は男性がヨーロッパゾーンを利用できる。と言うことは、ドイツエリアの140人を収容できるシアターサウナを体験できるということだ。 ロッカールームで服を脱ぎ、大浴場に入ると見覚えがあるようなないような。ローマの神殿をモチーフにしたお風呂が目に入ってくる。子供の時に父と一緒に入った気もする。奥に歩みを進めると、ドイツエリア、フィンランドエリアなど、各国の浴場をモチーフにしたエリアが広がっている。正直、規模が大きすぎて驚いた。日本全国探しても、ここまで規模の大きい大浴場はないだろう。 注目のシアターサウナのあるドイツエリアに移動し、早速サウナに入った。刹那、コンサートホールに入ったのかと勘違いをした。しかし、暑さで我に返った。ここはサウナなのだと。それくらい広いのだ。これまでの人生で入ったサウナの中でダントツで広い。140人を収容できると聞いていたが想像以上だ。そして、広いサウナでありながら熱の対流が非常にいい。どこに座ってもかなりの熱を感じることができる。100人規模を収容できるサウナにはこれまでも入ったことがあるが、広さゆえに熱が室内全体に届かず、物足りなさを感じたことが何度もあった。しかし、「SPAWORLD HOTEL&RESORT」は一味違うようだ。かなり暑い。広さが桁違いなので、サウナ室で窮屈さを感じることもない。かなり余裕を持って座ることができ、自由な体勢でリラックスできた。 十分に身体を温めた後は水風呂の時間だ。水風呂の規模にも衝撃を受けた。まず、シアターサウナを出て目の前の扉を開けると、露天エリアに3種類の水風呂が用意されている。温度帯は、8℃、15℃、20℃だ。それぞれ十分な深さと広さがあり、ざっと見積もっても30人は収容できるだろう。15℃の水風呂に飛び込むように入り、頭からつま先まで冷やした。水風呂の後は外気浴の時間だ。露天エリアには、大量のチェアが用意されており、どれだけ客が多くても迷子は発生しないだろう。椅子だけではなく、横になれるベッドも用意されている。外気浴スペースも日本最大級だ。 2セット目は、フィンランドエリアに向かう。フィンランドの森をコンセプトにした空間は、暗めの照明で統一され、丸太小屋と白樺の木が置かれており、良い香りが漂っている。遠赤外線ヒーターとストーンタイプの2基構成のサウナ室は、優しい熱に包まれていた。シアターサウナがパワフルな熱だったのに対し、こちらは優しい感じ。サウナも色々な種類があり、自分が好きな空間をチョイスできるのもこの規模ならではだろう。じっくりと身体を温めた。 フィンランドエリアにも専用の水風呂が用意されていた。16℃の温度設定でプールのように広い。利用者もいなかったので、体を水に浮かせて手足を広げ、しばらく浮かんでいた。本場フィンランドの湖に浮かぶようなイメージだ。水風呂を出ると、休憩スペースへ移動する。といっても椅子はなく、地面に寝転がるスペースだ。これがまた気持ちいい。椅子にすわるのではなく、あえて寝転がる。この野趣に溢れた行為が、サウナ体験の思い出を深めてくれる。 個人的にシアターサウナが気に入ったため、3セット目、4セット目は、シアターサウナで身体を熱し、水風呂、外気浴のループを繰り返した。圧倒的な開放感、広さ、快適性を兼ね備えており、とてもリラックスできた。小生が子供の時の思い出の場所でもあるため、「SPAWORLD HOTEL&RESORT」が大好きになった。本当に来てよかった。
施設内のレストランで食べた「カツカレー」
施設内のレストランで食べた「カツカレー」
施設入り口付近から一望できる大阪通天閣のメインストリート
施設入り口付近から一望できる大阪通天閣のメインストリート
サウナの後、施設内のレストランでカツカレーを注文した。サウナの後のカレーは身体に沁み渡る。美味しさを噛み締めながら食事を終え、これからのプランについて考える。明日も休みなので、もう一泊してサウナ旅を続けてもいいが、旅の終わり方が重要だ。ピークエンドの法則という考え方があるように、ピークの状態で旅を終えることが重要なのだ。 正直なところ、今回の旅で「SPAWORLD HOTEL&RESORT」を超える体験はできないだろうと思う。子供の時の思い出と、今日の最高の思い出がリンクした瞬間が今なのだ。身体の状態も最高に整っている。間違いなく今が旅のピークだ。であれば、今この瞬間で旅を終了し、家に帰ることが最善の選択であると思われる。 鶴橋駅まで電車で戻り、駐車場に停めていた車に乗り込んだ。最高の思い出に感謝して、自宅のある徳島に向かって車を走らせた。今回のサウナ旅は、これにて終了である。次は、どんな施設に行くことができるだろうか。
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