サウナイーグル
Vol.5
愛知県
2025/11/21-24 名古屋サウナ旅

サウナイーグルを訪問

名古屋のレジェンドサウナは最高でした

📅2025/11/2320:00
名古屋サウナ旅も2日目の夜に差し掛かろうとしていた。 明日は帰路に着くため、今夜が最後の夜だ。行き先はもう決まっている。愛知県知立市にある男性専用サウナ施設「サウナイーグル」だ。2種類のサウナ(メインサウナとメディテーションサウナ)と3種類の水風呂(7℃、16℃、30℃)を楽しめる有名施設だ。 宿泊先のホテルから車を飛ばして20:00ごろに到着した。受付でロッカーの鍵を受け取り大浴場へ向かう。入ってすぐ右手にメインサウナがあり、丁度アウフグースイベントが行われていた。スタッフ3人体制で熱波を送り、サウナ室はかなり熱そうだ。スタッフもフラフラになっている。 そんな様子を尻目に、まずは身を清めて人工温泉にゆっくり浸かる、今日も一日が終わる。そんな感情が生まれてくる。しばらく身体を温めて、アウフグースイベント後のメインサウナに向かう。アロマの香りが充満し、湿度も高い。温度計の値は85℃になっているが、体感は100℃くらいに感じる。じっくりと身体の芯から温める。サウナ室という空間の中では、余計な思考はできなくなる。とにかく熱いので、自分の心拍数や汗に意識が向かう。余計な雑念を放置し、自分の身体の状態に意識を集中させるのだ。この感覚がとても好きだ。 メインサウナを出てすぐの場所に水風呂がある。「しっかりと汗を流せば潜ってもOK」と書いてある。非常にありがたい。頭まで水風呂に浸かることで、全身を均等に冷却できる。サウナ室では当然頭も熱されているので、水風呂では潜った方が爽快感も上がる。この時点で、神施設であることが確定した。 日本の温浴施設は、潜水禁止であることが多い。衛生的な問題や感染症対策などが主な理由だ。しかし、水の循環を活発にし、水風呂の浴槽から常に水がオーバーフローするようにしていれば、汚いものは流され、綺麗な状態が維持される。「サウナイーグル」の水風呂も、常に新しい水が供給され、古い水は排出されるようになっている。水の循環が非常にいい。この辺りは、かなり考えられているなと感じる。 水風呂を出た後は、チェアが並べられた内気浴エリアに移動する。椅子の数も多い。水風呂から出た後の極上の時間を逃さないような設計意図が感じられる。しばらく椅子に座って放心状態になっていた。旅の振り返りをしたり、次にどこに行こうか想いを巡らせたり。そんな妄想をしていると、心拍数が通常に戻ってくる。2セット目開始の合図だ。 2セット目は、メディテーションサウナに向かう。水風呂から少し離れた場所にあるので導線の悪さが気になるが、サウナ室に入った刹那、その設計に驚いた。サウナ室は暗く、気性の荒い人間でもそこに入れば瞑想したくなるような、そんな空間が広がっている。また、2つだけ特等席が用意されていた。リクライニングチェアのような形をした木のベンチがあり、そこで寝ながらサウナ浴を楽しめるのだ。小生がサウナに入った時、たまたま特等席が空いていた。迷わずそこに寝転がる。 日本では、サウナは座って入ることが一般的だ。寝転がりながらサウナを楽しめる施設はとても貴重である。寝ながらのサウナは、本当に気持ちいい。最初のうちは、ホッとするような暖かさが全身均等に広がり、次第に脈が早くなってくるのを感じる。全身均一に熱が当たるので、頭だけ熱いということもない。じっくりと身体を温めることができる。「サウナイーグル」のメディテーションサウナは、室温も70℃程度で熱すぎない。程よい熱さの中でリラックスしてサウナを楽しめる設計になっている。メインサウナはしっかり熱く、メディテーションサウナは優しい暖かさ。空間、温度、湿度全てに想いが感じられる。 3セット目は、再びメインサウナで強い熱を浴びる。そこから7℃の水風呂→16℃の水風呂へと冷冷交代浴を行った。4セット目は、再度メディテーションサウナの柔らかな熱を感じる。このように、それぞれ2セットずつ、計4セットのサウナ浴を楽しんだ。
今夜の夕食は和食。秋刀魚の塩焼きとだし巻き卵を美味しくいただいた。
今夜の夕食は和食。秋刀魚の塩焼きとだし巻き卵を美味しくいただいた。
2日目が終了したわけだが、不思議なことに出発した時よりも体調がいい。サウナ旅では、毎度のことだ。普通、旅行は疲れがたまるものだ。しかし、サウナ旅は、むしろ疲れが取れる。最高に気持ちいい体験ができ、メンタルも上向き続ける。毎回の旅で新しい施設との出会いがあり、それぞれの施設で必ず違った体験がある。サウナ旅では、同じ現象には遭遇しない。まだまだ、行きたい施設が山のようにある。小生の「行きたい施設リスト」には、400近い施設がリストアップされている。時間とお金が許すなら、サウナ旅は永遠に続けられるような気がする。この最高の旅を続けるために、これからも頑張っていこう。そんなことを考えながら、宿泊先のホテルに向かって車を走らせた。

基本情報

施設名
サウナイーグル
施設タイプ
温泉・スパ・ホテル・旅館
住所
愛知県知立市宝町塩掻58
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定休日
年中無休
営業時間
24時間営業
タトゥー入浴
🚫 タトゥーNG

利用条件

⚠️

タトゥー入浴禁止

♨️

人工温泉

人工温泉

厚生労働省が承認した医薬品・医薬部外品を使用し、天然鉱物由来の薬剤によって本格的な温泉効能を再現している。硫黄の香りや湯あたりの心配がなく、誰でも快適に楽しめるのが特徴だ。冷え症、神経痛、肩こり、腰痛、疲労回復など幅広い効能があり、まるで名湯に浸かるかのような心地よさを味わえる。

人工温泉 画像 1
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メディテーションサウナ

70°C
ドライサウナ対流式ストーブ(サウナストーン)12

「静寂と湿度」で身体を整えるセカンドサウナ。毎時00分・15分・30分・45分にオートロウリュが発動し、暗めの室内で寝ころびスペースも設置。80℃前後の温度ながら湿度高めでじっくり蒸される。

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メインサウナ

85°C
ドライサウナ対流式ストーブ(サウナストーン)30

サウナイーグルのメインサウナ室は、日本一熱いと称される「灼熱ロウリュ」を中心に、毎時・毎回異なる熱波演出を展開する。高温・高湿をベースに発汗と熱気の密度を極限まで高め、身体の芯から汗をかくことができる。

メインサウナ
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ダブル水風呂

16°C
水道水4

水温16℃前後、貝殻パウダーによる滑らかな肌触りが特徴。頭をゆったり縁に預けて羽衣を纏いながら浸かることで、冷却しながらもリラックスを維持し、熱からの解放→整いへと繋がるクールダウンができる。

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シングル水風呂

7°C
水道水4

水温7℃、水深120 cmという極限仕様。サウナからの温度差100℃に近く、冷たさを研ぎ澄ませ、熱→冷の鋭い切り替えで“ととのい”を一気に引き込む。

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シルキー水風呂

30°C
水道水4

水温26〜30℃前後、全国でも希少な超微細泡による「浮遊感」が魅力。肩まで自然に浸かれる深さと、長時間の水浴でも負担にならない温度設定。熱の後にじっくり身体を冷やしながら“とろけるような整い”を味わえる。