豊島園 庭の湯
Vol.5
東京都
2025/12/5-7 関東レジェンドサウナ旅

豊島園 庭の湯の体験談

人生初!温泉で整理券をとる

📅2025/12/622:00
夕方に「かるまる池袋」で身体に刺激を入れた後、東京の街に繰り出した。観光というよりは、思い出の場所を巡る行為に近い。昔住んでいた家の周辺や、勤めていた会社の周辺などに行き、当時のことを思い出すのだ。どのようなメンタルで日々を過ごし、どんな暮らしをしていたのか。そして、今の自分は当時からどれだけ成長しているのかを振り返る。比較対象は常に昔の自分だ。他人と比較をしても人生で良いことは何一つないというのが小生の持論だ。他人と比較することで高いモチベーションが生まれ、結果もついてくる人ならいいが、他人と比較をするとモチベーションを失うことの方が多い。自分の内側で成功していればそれで良いのだ。 思い出の場所巡りもひと段落したところで、1つのアイデアが浮かんできた。このまま宿泊先の「かるまる池袋」に帰るか、もしくは別のサウナ施設を訪問するか。「かるまる池袋」は今日の夕方も入ったし、明日の朝も入浴できる。であれば、別の施設を訪問することがサウナ愛好家としてもベストのように思えた。 行き先は「豊島園 庭の湯」だ。池袋からもアクセスが良く、東京都内でも有名な施設として様々な媒体で拝見したことがある。池袋駅から西武池袋線に乗り、豊島園駅に到着した。駅から少し歩くと、目的地が見えてくる。 何やら、入り口付近に人だかりができている。嫌な予感がしたが、知らないふりをして施設に入ろうとした刹那、「お客様、お待ちください。整理券はお持ちでしょうか?」と声をかけられる。施設のスタッフが入場整理を行っているようだ。「整理券だと?」と一瞬拍子抜けしたが、持っていないので施設には入れない。持っていない旨を告げるとスタッフから整理券を手渡された。そこには番号が書かれており、呼ばれるまで施設の中には入れないとのこと。12月ということもあり外は寒い。この寒い中で待たせるつもりなのかと憤りを覚えた。 施設を利用するのをやめて「かるまる池袋」に帰ろうかと思ったが、別に急ぐ理由もこの後の予定もない。小生は暇人なのである。ならばゆっくりと待ち、順番が回ってきたら優雅に楽しもうではないかと思い直し、残ることにした。 結果的に1時間待った。風呂に入るために整理券を取り1時間も待つ。人生で初めての体験である。ようやく施設の中に入れた。施設内はそれほど混雑していない。浴槽やサウナもスペースに余裕がある。なるほど。あらかじめ入浴者数の上限を決めることで、入った後は快適に利用できるようにしているのかもしれない。大浴場が混雑しているよりマシだ。 身を清め、天然温泉に浸かる。まろやかな肌触りの温泉が冷えた身体を優しく包み込む。この瞬間が、これまであったことを全て洗い流してくれる。待っている間はストレスが溜まったが、温泉に入って一息つけばどうでもよくなる。これが温泉の持つ力である。 身体を温めた後はサウナ室へ。「豊島園 庭の湯」には、フィンランドサウナと塩サウナの2つのサウナがある。専用のサウナエリアになっており、フィンランドの森をイメージしているのか植物などがたくさん置かれている。雰囲気は最高だ。フィンランドサウナに入ると、木とアロマの香りが漂い、温かみのある暗めの照明となっている。壁面には切り株が貼られ、アートを感じる。空気は若干乾燥しているように感じたため、オートロウリュの頻度を上げても良いかもしれないと思う。広い座面に胡座をかいて座り、今日一日を振り返りながらじっくりと身体を温めた。 サウナの後は水風呂へ。水温15℃くらいの深い水風呂に頭から浸かる。潜れるというのが素晴らしいし、水風呂の温度も完璧だ。足から頭まで火照った身体を一気に冷やせるので、かなりの爽快感がある。世界観としては、本場フィンランドを意識しており、サウナを出た後に湖に飛び込むような体験を提供してくれている。 水風呂の後の休憩スペースも素晴らしく、木と緑に包まれたフィンランドの庭を再現した空間でリラックスできる。サウナ、水風呂、休憩スペースの世界観が全て統一されており、導線もスムーズ。身体的な気持ちよさと、施設への満足感がかけ合わさって、幸福感が押し寄せてくる。しばらく身動きがとれなかった。 「豊島園 庭の湯」では、3セットのサウナ浴を行った。全てフィンランドサウナに入り、サウナ→水風呂→休憩を無心で繰り返した。大浴場を出る頃には、雑念や疲労は全て取り除かれていた。空っぽだ。後は寝るだけだ。宿泊先の「かるまる池袋」に戻り、そのままベッドにダイブした。
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