
Vol.6
神奈川県
2025/12/5-7 関東レジェンドサウナ旅
「スカイスパYOKOHAMA」の体験談
4年半ぶりの訪問!思い出の施設に再び
📅2025/12/710:00
前回「スカイスパYOKOHAMA」を訪問したのは2021年8月7日だ。実に4年ぶりの訪問となる。なぜ、日付まで正確に覚えているかというと、その日が東京五輪の野球の決勝戦だったからだ。サウナの後、レストランで食事をしながら野球観戦をしていたのが懐かしい。当時は、独立の準備と勤めていた会社を退職するフェーズで心身ともに疲弊していた。癒しを求めて「スカイスパYOKOHAMA」まで足を運び、その極上さに驚愕したのだ。
ロッカーで着替えを済ませ、4年ぶりに大浴場に入る。見覚えのある景色が目前に広がる。大浴場やサウナの中から横浜のビル群や港を一望できるロケーションは圧巻だ。
身を清めて人工温泉で身体を温める。今は人工温泉になっているが、4年前は炭酸泉だった。時間が経てば施設も変化する。変化しているのは浴槽だけではなかった。サウナも1つ増えている。4年前はメインサウナだけだったが、セルフロウリュができるロウリュサウナが新設されていた。
まずは、メインサウナに入る。テレビのない静かな室内からは横浜の街が見える。自然と景色に目がいってしまう。他のお客さんも景色を見ながらゆっくりとサウナ浴を楽しんでいる。壁面にケロ材を使っているため、木のいい香りとロウリュによるアロマの香りが交差し、さらに絶景が広がっているこの空間はやはり特別だ。
サウナ室を出た後は水風呂へ。広くて深く水温は15℃くらいだろうか?もう少し冷たいような気もする。サウナで熱した身体を一気に冷却し、休憩スペースに移動する。並べられた椅子の1つに腰掛け、1セット目から深いリラックスが襲ってくる。
心拍数が落ち着いてきたので2セット目を開始する。2セット目はロウリュサウナに入る。暗くて10人くらいが入れるスペース。最上段には一人用の特等席がある。このサウナからは景色は見えない。静かな空間でゆっくり目を閉じ、外からの刺激ではなく内なる自分を感じる場所だ。徐々に身体は温まり、心拍数が上がり、汗が吹き出してくる。目を閉じたまま深呼吸を繰り返す。誰かがロウリュをした。一気に熱波が身体を包み込む。もう限界だ!というタイミングでサウナを出て水風呂へ。水風呂に入った刹那、現実世界に引き戻された。
横浜の街を眺めながらチェアで休憩していると、時間を忘れてぼーっとすることがこんなにも気持ちのいいことなのかと不思議に思う。日常生活の中では、時間はたくさんある。1日24時間しかないという人もいるが、1日24時間もあるというのが小生の考えだ。8時間の睡眠時間を差し引いても16時間ある。その間に、ぼーっと無心になれる時間がどれだけあるだろうか。常に外的な刺激を受け、それが仕事だったり、スマートフォンの通知だったり、心が休まる時間を計算すれば1日のうち何分を確保できているだろうかと考える。人間に必要な休息の時間をサウナは提供してくれている。サウナに入っている間は、別世界に旅に出ているのだ。今も旅の途中だ。スマホもパソコンもここにはない。話しかけてくる人もいない。完全に別世界なのだ。
3セット目は再びメインサウナへ。やはり、「スカイスパYOKOHAMA」といえばこのメインサウナだ。横浜の街を見ながらサウナに入る。この行為は、ここでしか味わうことができない。景色を眺めていると落ち着き、自分を褒めたい気持ちになる。自分はよく頑張っていると。
水風呂に入って休憩し、4セット目に突入する。もうこの流れを止めることはできない。ランニングハイの如く、サウナハイになっている。誰かが止めてくれなければ、永遠にセットを繰り返せるような感じだ。4セット目の休憩が終われば、5セット目に突入。メインサウナ→水風呂→休憩を無心で繰り返す。5セット目を終えたところで「もう完璧だ」という満足感があった。終了するタイミングである。この一瞬の変化を見落とせば、出るタイミングを見失ってしまう。何事も終わり方が重要だ。

思い出のレストランで食事。豚肉の生姜焼き定食を注文した。

和風出汁香るだし巻き卵も追加で注文した。
サウナを出た後は、思い出のレストランへ向かう。4年前もここのカウンターで食事をしながら東京五輪の決勝戦を見ていた。おそらく同じ席であろう場所に腰をおろす。このストーリーは自分にしかわからないが、過去の自分と同居しているようで何だか嬉しい。生姜焼き定食に舌鼓を打ちながら、大いなる幸福を感じていた。
さて、今回の関東サウナ旅で思い残すことは何もない。東京、神奈川、埼玉、千葉でもっとも有名な施設を訪問し、徹底的にサウナ浴を楽しんだ。できることなら毎週来たい。それだけ素晴らしい施設が関東には多いからだ。しかし、全てを手に入れてしまっては生きる意味を失う。手に入らないからこそ、また来るために頑張ろうというエネルギーが湧いてくる。小生のサウナ旅も完全体になることはないだろう。死ぬまで一度も行けない施設もあるだろう。その不完全さが人生なのだ。不完全だから明日からの日々をまた頑張るのだ。
帰る支度を済ませ、「スカイスパYOKOHAMA」を後にした。

