
Vol.1
東京都
2025/12/5-7 関東レジェンドサウナ旅
「サウナ東京」の体験談
東京赤坂で上品なサウナ浴
📅2025/12/511:00
東京に行くのは4年半ぶりだ。現在は徳島県に住んでいる小生だが、4年半前は東京に住んでいた。東京は、人生の絶望を味わった場所であり、上昇のきっかけをつかんだ場所でもある。特別な場所であるだけに、気軽に訪れることができないでいたのだ。しかし、今の自分なら東京でも堂々と勝負できる。その自信からこの旅を遂行した。
当日は、朝5時に目が覚めた。やはり旅の初日は早く目が覚める。ワクワク感や緊張感、興奮が入り混じり、身体中にアドレナリンが満ちている。朝の散歩と朝食を済ませ、旅のスケジュールを確認する。おそらく今回のサウナ旅は、日本全国のサウナ愛好家が羨望の眼差しを向けてくるほど豪華なものになるだろう。そう小躍りしながら空港に向かった。
午前9時発の飛行機に乗り、1時間ほどで羽田空港に到着した。4年半ぶりの東京だ。さて、今からどこに向かう?もちろんサウナだ。東京で一番最初に行くサウナは決まっている。赤坂にある「サウナ東京」だ。赤坂見附駅から徒歩5分ほどで、何度も雑誌で拝見した外観が目に入る。すかさず外観写真を撮影し、お辞儀をして中に入る。受付を済ませて大浴場に向かう。コンパクトな作りで移動距離も短く、大浴場、レストランなどの導線も分かりやすい。
大浴場に入ると、そこには異世界が広がっていた。暗くてモダンな照明の室内には、アロマのいい香りが漂う。「サウナ東京」は、1階が炭酸泉や洗体エリアがあり、2階はサウナ、水風呂、内気浴スペースがある。
まずは炭酸泉で身体を温める。午前中の飛行機&電車移動で硬直した身体がほぐれていく。ウォーミングアップが完了したらいよいよサウナに入る。
「サウナ東京」には5つのサウナがある。それぞれ説明をしておこう。
1.蒸喜乱舞(じょうきらんぶ)-Löyly Sauna-
最大40名を収容するメインサウナで、アウフグースイベントなどが行われている。
2.手酌蒸気(てじゃくじょうき)-Self Löyly Kero Sauna-
フィンランドの木の宝石「ケロ材」を使用したセルフロウリュ対応サウナ。
3.昭和遠赤(しょうわえんせき)-Super Dry Sauna-
100℃近い遠赤外線ヒーターの熱が、全身をじっくりと焼き上げる昔ながらの高温ドライサウナ。
4.瞑想(めいそう)-Meditation Sauna-
静寂と暗闇に包まれたサウナ。座面には仕切りがあり完全に一人の空間として瞑想できる。
5.戸棚蒸風呂(とだなじょうふろ)-Japanese Steam Sauna-
江戸時代の蒸し風呂を現代に再現した低温スチームサウナ。
この中で小生が最も注目していたのは「2.手酌蒸気(てじゃくじょうき)-Self Löyly Kero Sauna-」である。木の宝石と呼ばれる「ケロ材」を使ったサウナ室は、何より香りが素晴らしい。サウナ室に入った瞬間に「ああ、なんていい匂いなのだろう」と感動さえ覚える。「サウナ東京」では、どのような香り、室内空間が広がっているのだろうかとワクワクしながらサウナ室に入った。幸運なことに誰もいない。それに、あまりの香りの良さに「なんていい香りなんだ!」と発狂してしまった。ベンチに腰掛け、壁材に鼻を近づけ、思いっきり匂いを吸い込む。一人だからいいものの、完全に変態的なムーブである。ケロ材の芳醇な香りが鼻腔を経由して脳まで届く。その度に、クラっとするような快感が押し寄せる。香りを楽しんだ後は、セルフロウリュを何度も行い、限界まで身体を温めた。
サウナの後は水風呂の時間だが、3種類の水風呂が用意されている。温度のバリエーションは、8℃、16℃、22℃で理想的だ。広さもある。それに、各浴槽が連結しているため8℃→16℃などの冷冷交代浴もスムーズに行える。水風呂で身体を冷やした後は、専用の内気浴スペースへ。規則正しく並べられた数多くのチェアでは、小生と同じようにサウナに魅了された男たちがリラックスしている。さらに椅子だけではなく、横になれるベッドも数台用意されている。室内は、空調、香り、チェアの品質、清潔さ全てにおいてこだわり抜かれており、逆にこの空間で整えないのがおかしいと思わされるほどだ。内気浴エリアの端にはドリンクバーも用意されており、有料プランにはなるが、休憩しながら様々なドリンクを楽しめる配慮もある。
2セット目は、メインサウナに入る。室内の中央に巨大なサウナストーブが配置され、その上からロウリュができるようになっている。室内に入って驚いたことは、床が水浸しになっていることだ。これは、スタッフが定期的に巡回する過程で、あえて床に水をまき、湿度を上げているからそうなっている。「サウナ東京」は、湿度に対する意識が非常に高く、1セット目のケロサウナでも客がセルフロウリュをするのとは別に、スタッフが追加でロウリュをしてくれた。そのおかげもあり、「乾き」は一切感じられない。温度と湿度の高さにより、あっという間に汗が吹き出してきた。
限界を迎えた後は水風呂に入り、再び極上の内気浴スペースへ。ベッドが空いていたので、横になって休憩することにした。各ベッドエリアの横にはシャワーも設置されていて、衛生面への配慮も感じられる。自分が寝転ぶ前、その後にシャワーで流すことにより、清潔な状態で利用できるようになる。これができないと、大勢の男の体臭がどんどん積み上げられ、どてつもない悪臭を放つようになる。ベッドに横になると次第に目にみえる景色がぼやけてくる。そのまま別世界に誘われるかのように意識を失った。
何分ほど別世界に入っていただろうか。そもそも、今何時だろうか。時間感覚を喪失するほどのディープリラックスを味わうことができ、3セット目に向かう。せっかくなので全種類のサウナを楽しみたいところだが、ケロサウナがあまりにも良かったのでもう一度入ることにした。感じるのは香り、熱、鼓動と、極上のサウナに入れる喜びだ。
圧倒的な幸福感に包まれながらサウナ→水風呂に移動し、3セット目が終了した。

レストランへの入口

漫画などを読みならがら昼寝ができるリクライニングルーム
何度も雑誌やWEBサイトで情報収集してきた「サウナ東京」は、極上という言葉にぴったりの施設であった。サウナのクオリティだけでなく、東京赤坂という土地にも似合う上品さも兼ね備えている。ここに来れば、自分も上品な人間になったのではないかという錯覚さえ覚える。それが、東京という街の怖さでもあるのだが。。
東京の中心でサウナを楽しんだ後は、次なる目的地に向かう。せっかく東京に来たばかりだが、これから向かうのは千葉県だ。千葉県で最も有名かつ人気の施設に行く。今回のサウナ旅では、東京、千葉、埼玉、神奈川で最も人気のある施設を回る計画を立てている。ここまで言えば、サウナ愛好家ならば小生がどこの施設に行くのか察しがついているのではないだろうか?これから向かうは「スパメッツァ おおたか(Spa Metsa Otaka) 竜泉寺の湯」である。

