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北海道 温泉サウナ旅 〜支笏湖・登別・洞爺湖・定山渓〜
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洞爺湖万世閣 ホテルレイクサイドテラス
北海道
2026.6.6 | Vol.5
「洞爺湖万世閣 ホテルレイクサイドテラス」の体験談
思い出の地で味わう「月の湯」と、極上のハイブリッドサウナ
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洞爺湖万世閣 ホテルレイクサイドテラス
北海道
2026.6.6 | Vol.5
「洞爺湖万世閣 ホテルレイクサイドテラス」の体験談
思い出の地で味わう「月の湯」と、極上のハイブリッドサウナ
旅の記録
登別グランドホテルにて、登別温泉の名湯と鬼サウナを存分に堪能した小生は、次なる目的地である洞爺湖温泉に向かって車を走らせていた。 洞爺湖には、高校時代の修学旅行で一度来たことがある。湖畔のホテルに宿泊した記憶は確かにあるのだが、それがどのホテルだったかまでは記憶していない。ただ、赤煉瓦風の立派な建物だったことだけは覚えている。あのホテルが今も残っていればいいのにな、などと感傷に浸りながら、アクセルを踏み込んだ。 登別温泉を出発したときは大雨であったが、洞爺湖温泉に到着する頃にはすっかり雨は上がり、雲の隙間から光が差し込んでいた。宿泊先のホテルにチェックインを済ませ、湖畔を散歩しつつ、本日のサウナ旅の目的地である「洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス」を目指す。湖畔にはホテルが連なり、どのホテルからも湖を一望しながらゆったりとした時間を過ごせるようになっている。小生が宿泊したホテルも、部屋から洞爺湖の雄大な景色を一望できた。 GoogleMapを頼りに歩を進め、「洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス」の前までやってきた。建物を見上げた刹那、小生は思わず立ち止まった。赤煉瓦風の立派な外観。なんと、高校時代に修学旅行で宿泊したのは、他でもないこのホテルだったのだ。本日のサウナ旅の目的地が、かつての思い出の地であったという偶然。サウナの神様が粋な計らいをしてくれたに違いない。 エントランスを抜け、日帰り入浴専用の受付で手続きを済ませる。「洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス」には、美しい日本庭園を望む地下1階の「月の湯」と、洞爺湖と一体化するようなインフィニティ露天風呂を備えた最上階の「星の湯」という2つの大浴場がある。日替わりで男女が入れ替わる仕組みになっており、この日は男性が「月の湯」であった。エレベーターに乗り、地下1階を目指す。 ホテル内は非常に上質な空間で統一されており、大浴場の入り口にはシャンプーバーなるものが設置されていた。脱衣所にはデトックスウォーターが完備され、アメニティ類も見たことのない上質なブランドのものが並んでいる。細部までこだわり抜かれたホスピタリティに、期待は高まるばかりだ。 大浴場に足を踏み入れると、内湯には名湯・洞爺湖温泉で満たされた広大な浴槽があり、露天への通路の途中にサウナ室への入り口がある。露天に出ると、美しい庭園を全ての角度から眺めながら温浴を楽しめるようになっており、岩風呂、檜風呂、そして湖水を掛け流しで使用した水風呂が設置されている。 まずは、露天の岩風呂に身を沈める。昼間は登別温泉を堪能し、夜は洞爺湖温泉に浸かる。なんという贅沢な温泉旅であろうか。洞爺湖温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉。少し黄色く濁った色をしており、肌触りは滑らかで、体の芯からじわじわと温まってくる。湯冷めしにくい保温効果の高い温泉だ。 温泉を満喫した後は、いよいよサウナの時間である。 「月の湯」のサウナ室は、非常に広い。広いが、一般的なドライサウナとはデザインが大きく異なる。国産の檜をふんだんに使用した空間は、ベンチが斜めに配置されるなど不規則な造形になっており、まるで現代アートの作品のようだ。造形の美しさに思わず見惚れてしまう。前面はガラス張りになっていて、露天の様子や美しい庭園を眺めながらサウナに入れる設計だ。 ストーブには、メトス社のヒーター「ZIEL」が2台採用されており、オートロウリュとセルフロウリュの両方が楽しめるハイブリッドロウリュサウナとなっている。室温は100℃くらいで、非常にパワフルな熱を感じる。上段に座ると、容赦ない熱気が全身を包み込む。スピーカーからは心地よいBGMが流れており、熱さと癒しが見事に調和している。 限界まで汗をかいた後は、水風呂へ向かう。水温計は13℃を示している。8人くらいは入れそうな広さだ。この水風呂の最大の特徴は、チラーを使用せず、洞爺湖の湖水をそのまま掛け流しで提供していることである。身を沈めた刹那、圧倒的な爽快感に包まれた。湖水というものは、これほどまでに水質がよく、気持ちいいものなのだなと痛感する。 水風呂の後は、露天エリアのチェアに身を預ける。ライトアップされた美しい庭園を眺めながら、意識が遠のいていくのを感じる。 高校時代に修学旅行で宿泊したホテルに、大人になってサウナ旅で再びやってくる。この巡り合わせも凄いことだし、さらに一流の温泉、サウナ、水風呂を堪能できていることに、深い喜びを感じた。しばらくの間、小生は幸福感の中で完全に意識を失っていた。 そこから先は、無心でサウナ→水風呂→外気浴を繰り返した。明日の朝もここにくるが、「月の湯」のこの美しいアートのようなサウナと庭園は、今日しか味わうことができない。今後の人生でも、今日が最後の体験かもしれない。小生はサウナ旅を、常に一期一会の精神でやっている。ここにはもう二度と来ることができないかもしれない。だからこそ、全力で、徹底的に味わい尽くすのだ。
夕食
夕食
サウナ活動を終え、宿泊先のホテルに戻った。 夕食を済ませ、後はもう寝るだけである。そして、明日の朝も再び「洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス」へと向かう。起きた瞬間から、小生のサウナ旅が再スタートするのだ。 明日の朝は、最上階の「星の湯」である。洞爺湖と一体化するインフィニティ露天風呂に浸かり、絶景を眺めながら温泉を楽しむ自分の姿を想像するだけで、胸が高鳴る。 修学旅行の思い出と、極上のサウナ体験が交差した奇跡の一日。その余韻に浸りながら、小生は深い眠りへと落ちていった。